肉好き女子はキレイで痩せてる?お肉が太らない9つの理由!

肉好き女子

「お肉をよく食べる。」「お肉が好き。」と公言している女優さんが多く見られます。

お肉をたくさん食べてもキレイ、太らないなんて羨ましいと思っていませんか?

実は逆かもしれません。お肉をしっかり食べているから、太らない、キレイと考えられます。

お肉には、キレイに痩せるために、心の健康を作るために必要な様々な栄養成分が含まれています。

そこで今回は、肉好き女子がキレイ、痩せている理由をご紹介します。

目次

良質なたんぱく質が多い

肉類は、たんぱく質が豊富で、必須アミノ酸がバランス良く含まれています。

必要量を効率よく摂取できる

牛肉、豚肉、鶏肉には、100gあたり20g前後のたんぱく質が含まれています。

これは、18歳以上の女性が必要としている量の40%にあたります。たんぱく質不足は、体調を崩す原因になります。

また、筋肉量を減り基礎代謝の低下を招き、痩せにくい体質に。そして、肌の不調や髪がカサカサといった美容にも悪影響を与えます。

必須アミノ酸が含まれている

アミノ酸はたんぱく質を構成している成分です。

筋肉、血液、肌、髪、内臓、ホルモンなどを構成しているのはアミノ酸であり、生命を維持するために必要な栄養素です。

私たちのカラダに関連するアミノ酸は20種類。そのうち9種類は必須アミノ酸と呼ばれ、体内で作ることができないアミノ酸です。そのため必須アミノ酸は、食品から摂取することが必要です。

食欲を抑える

お肉には、アミノ酸のチロシンやトリプトファンが含まれています。

これらのアミノ酸は、快楽ホルモン(ドーパミン)や心の安定に関連するホルモン(セロトニン)の原料となるものです。

快楽・幸福感・心の安定は、過度な食欲を抑制してくれます。逆に過剰なストレスは精神的不安定を招き、食欲を増進させてしまいます。

食事誘導性体熱産生(DIT)が高い

ダイエットに詳しい人なら、『代謝』という言葉を聞いたことがあると思います。代謝が高い人は、エネルギー消費量が高くなります。そして、肉類は、食べるだけで代謝を高めてくれる食品です。

3種類の代謝

この代謝は、3つに分けられます。

  1. 基礎代謝
  2. 生活活動代謝
  3. 食事代謝

1つ目の基礎代謝とは、生命を維持するために消費されるエネルギーです。

2つ目の生活活動代謝とは、仕事や家事など生活の中で消費されるエネルギーです。

3つ目の食事代謝は、食べた時に消化・吸収するために消費されるエネルギーです。食事誘導性体熱産生(DIT)と呼ばれています。

食事誘導性体熱産生(DIT)を比較

肉類は、3つ目の食事代謝である食事誘導性体熱産生(DIT)が高い食べ物です。

それは、肉類に多く含まれているたんぱく質が、三大栄養素の中でも食事誘導性体熱産生(DIT)が高いためです。

  • たんぱく質…30%
  • 脂質…4%
  • 糖質…5%

たんぱく質、脂質、糖質の食事誘導性体熱産生(DIT)を比較すると、以上のようにたんぱく質がダントツで高くなっています。

キレイで女性らしいカラダを作る脂質

ダイエットに脂は大敵と思っていませんか?キレイで女性らしいカラダになるためには、脂質も必要な栄養素です。

脂質は、細胞を覆う細胞膜やホルモンの原料となります。そのため、脂質の摂取は肌の健康や成長ホルモンや女性ホルモンといった健康や女性らしい体型作りに必要な栄養素です。

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オレイン酸でダイエット・美肌効果

オレイン酸は、脂肪酸(一価不飽和脂肪酸)の一種で美肌効果やダイエット効果が期待できるものです。

オレイン酸は植物性油脂に多く含まれていて、中でも多く含まれているオイルとしてオリーブオイルが注目されました。しかし、肉類にも多く含まれています。

便秘改善

オレイン酸は、腸で吸収されにくく腸の動き(ぜん動運動)を促進する働きがあります。

便秘気味の人は、太りやすく肌のトラブルにもつながります。便秘改善につながることで、ダイエット効果や美肌効果が期待できます。

インスリンの効きを良くする

インスリンとは、食事によって上昇した血糖値を下げるために分泌されるホルモン。

インスリンは、脂肪を蓄える働きがあるため「肥満ホルモン」とも呼ばれています。そのため、インスリンの過剰な分泌は、太りやすいと考えられています。

糖質制限ダイエットでは、このインスリンの分泌を抑えることを狙ったダイエット方法です。

オレイン酸には、このインスリンの効きを良くする働きがあると言われています。

インスリンの効きが良いということは、分泌量を抑えることができるため、体脂肪蓄積を抑制することにつながります。

生活習慣病の予防

オレイン酸には、動脈硬化や心疾患の原因となる悪玉(LDL)コレステロールを減らす働きがあります。

これだけでなく、善玉(HDL)コレステロールを増やす働きもあるため、生活習慣病の予防も期待できる脂肪酸です。

コラーゲンを含んでいる

肉類には、コラーゲンを多く含むものがあります。中でも多く含まれているのが、牛スジ、鶏軟骨、豚白モツ、鶏手羽元などです。

コラーゲンは食事で摂取しても肌の改善に関係ないと言われていました。

しかし、最近の研究では、コラーゲンペプチド(コラーゲンが分解されたもの)を一定期間摂取することで肌の水分量やハリが向上したという結果が出ています。

これらの研究結果により、コラーゲンペプチドは、肌(真皮)を構成するコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸に働きかけていると考えられています。

ビタミンB群が含まれている

肉類には、栄養の代謝に欠かせないビタミンB群が多く含まれています。

ビタミンB1は糖質代謝、ビタミンB2は脂質代謝、ビタミンB6はたんぱく質代謝の働きを持ちます。これらビタミンがないと摂取した栄養も体内で十分に機能せず、体脂肪を蓄えやすくなってしまいます。

ヘム鉄で代謝促進

女性は鉄分が不足しがちです。鉄分不足は、貧血を招くことで知られていますが、ダイエットや美肌作りにも悪影響を与えます。

鉄分とダイエットの関係

鉄分は、体内に酸素を運ぶヘモグロビンを構成するために必要な栄養素です。

鉄分が不足するとヘモグロビンが減少し酸素を十分に運ぶことができません。そのため、代謝が低下してしまい痩せにくくなってしまいます。

コラーゲンの生成に関わる

髪・肌を構成するコラーゲン。コラーゲンを作るためには、鉄分も必要となります。

ヘム鉄は吸収率が高い

肉類には、鉄分が多く含まれています。鉄分は、葉野菜・海藻・豆類にも含まれています。

しかし、これら植物性食品の鉄分(非ヘム鉄)は、肉類のような動物性食品の鉄分(ヘム鉄)に比べ吸収率が低いため、肉類から鉄分を摂取することが効率的です。

  • ヘム鉄の吸収率…10〜20%
  • 非ヘム鉄の吸収率…2〜5%

脂肪をエネルギーに変えるL-カルニチン

L-カルニチンとは、肉類に多く含まれていて、脂肪をエネルギーに変える成分です。

L-カルニチンが不足すると、脂肪をエネルギーとして使われず体脂肪として蓄えやすくなってしまいます。

L-カルニチンは必須アミノ酸から体内でも作られていますが、加齢と共に作られる量が減っていきます。肉類をしっかり食べることが脂肪を効率よくエネルギーに変えるために必要です。

牛肉、豚肉、鶏肉で比較した場合、L-カルニチンを多く含んでいるのは牛肉です。L-カルニチンを摂取したい場合は、牛肉がオススメです。

※羊肉(マトン肉)には、牛肉の約3倍含まれています。

まとめ

お肉には、キレイになるために必要な栄養素が多く含まれています。ダイエット中だからお肉を控えるのではなく、ダイエット中だからこそお肉を食べる必要があります。

これまでお肉を我慢していたという人は、しっかり食べて、キレイ痩せしましょう。

ダイエット中のお肉の食べ方は、以下の記事を参考にしてください。

お肉をたくさん食べて15キロ減?肉ダイエットの方法と効果は?

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