ダイエットや美容効果も!ドーパミンを出す方法!

ドーパミン

脳内物質のひとつドーパミン。ドーパミンは、快感・やる気に関係するものです。

ドーパミンは食事・運動・恋愛などのときに分泌されています。そして、ドーパミンを出す方法を知ることで、心をコントロールすることにつながりますし、ダイエットや美容効果も期待できます。

そこで今回は、ドーパミンの効果と出す方法をご紹介します。

目次

ドーパミンとは

ドーパミンとは、神経伝達物質のひとつで、アドレナリンやノルアドレナリンの前駆体(前段階の物質)です。

意欲・学習・快感などに関連した脳内ホルモンであるため「やる気ホルモン」「ご褒美ホルモン」とも呼ばれています。

達成感を得たり、快感を得るとドーパミンが分泌され、やる気や多幸感を得ることができます。

ドーパミンの効果

快感を得る

ドーパミンが分泌されると幸せな気分や快感を得ることになります。目標を達成した時、褒められた時などに気持ちが良いのは、ドーパミンが分泌されているためです。

意欲を高める

ドーパミンの分泌で快感を得ると、またその快感を得るために、更に意欲が高まります。

集中力・記憶力・学習能力を高める

ドーパミンは記憶力を高めることがわかっています。

嫌なこと、興味のないことよりも、好きなこと、楽しいことなら集中できる・記憶しやすいという経験はありませんか?

「好きこそ物の上手なれ」ということわざがありますが、これは好きなことでワクワクすることが集中力・記憶力・学習能力を高めているから言えるかもしれません。

ダイエット効果

ドーパミンが分泌されると、血流が良くなり、代謝がアップします。代謝がアップすることで痩せやすくなったり肌の調子が良くなるなどの美容効果が期待できます。

また、ドーパミン分泌時に満腹中枢が刺激されるため、食欲抑制にもつながります。

何か好きなことに夢中になっていると空腹を感じないという経験をしたことがあると思いますが、これはドーパミンのためです。

ドーパミンを出す方法

食べ物

たんぱく質の多いもの

ドーパミンの分泌を増やすためには、たんぱく質を多く含む食べ物が良いです。

少し難しい話になりますが、ドーパミンの前駆体はL-ドパ(レボドパ)。L-ドパは、アミノ酸のフェニルアラニンとチロシンによって作られます。アミノ酸は、たんぱく質を構成しているもの。つまり、ドーパミンを作るためにアミノ酸を摂取が必要ということになります。

たんぱく質の多い主な食品は以下のようになります。

  • 大豆食品(豆腐・納豆・おからなど)
  • 肉類(牛肉・豚肉・鶏肉など)
  • 魚介類
  • たまご
  • チーズ

そして、たんぱく質の分解・吸収に必要なビタミンB群も一緒に摂取することが大事です。

チョコ・ココア

チョコレートが好きで、食べると幸せな気分になるという人がいますよね。

チョコレートやココアに原料であるカカオに含まれる成分フェニルエチルアミンには、ドーパミンの分泌を促進させる働きがあります。ただし、砂糖が含まれているものが多いので、摂取量には注意が必要です。

美味しいもの・楽しい食事

また、美味しいと思えるものを食べたり、楽しく食事をすることでも、ドーパミンが出ると言われています。

お酒

アルコールを摂取することでドーパミンが分泌されます。お酒を飲むと楽しくなるのは、そのためです。

ただし、飲み過ぎはよくありません。よくお酒を飲む人は、これまでの量では快感が得られなくなり、お酒の量が増えてしまうことになります。適度な量を摂取するようにしましょう。

運動

運動をすることドーパミンが出ることがわかっています。

ランニングのような有酸素運動を継続的に行うことで、ドーパミンの増加が期待できると言われています。

また、筋力トレーニングを行うことでドーパミンが分泌され記憶力が向上するという研究結果もあります。

【参考記事】

The Effects of Jogging on Neurotransmitters

A single bout of resistance exercise can enhance episodic memory performance

音楽

音楽を聴くことでドーパミンが出ると言われています。しかし、どんな曲でも良いわけではなく、自分の好きな音楽を聞くことが大事です。

また、好きな歌をカラオケで大きな声で歌うことでもドーパミンが出ていると言われています。

恋愛

恋愛をすることでもドーパミンが出ることがわかっています。好きな人を目にしたり、ハグなどスキンシップなどです。

また、恋愛映画を見て擬似恋愛を体験することでもドーパミンが分泌されます。

ファッションを変える

新しい服やいつもと違う服装にしたり、髪を切った時のワクワク感。こんな時にもドーパミンが出ています。

目標を立てて成功体験

成功体験・達成感は、ドーパミンを出し更に次への行動力を上げます。

例えば、目標を立てて努力し達成した時、ドーパミンが分泌されます。そして、ドーパミンによる快感を得るために、さらに努力をしようとするのです。

ドーパミンをうまく利用するためには、小さな目標を立てることです。小さな目標を達成し成功体験を積み重ねていくと良いでしょう。

まとめ

どうしてもやる気が起きない、心をコントロールできないという時は、ドーパミンを意識した行動を取ってみてくださいね。

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