胸を大きくする方法は、マッサージ、運動、サプリメント、豊胸手術などあります。
そして、食べ物もとても重要です。胸を大きくするために効果が期待できると言われる食べ物が様々あります。
今回は、胸を大きくするための食べ物をご紹介します。
胸を大きくするために必要なことは?
胸を大きくする食べ物をご紹介する前に、大きくするために必要なことに触れたいと思います。
女性のバストは、主に脂肪90%と乳腺組織10%でできています。乳腺が発達すると、乳腺を守るために脂肪がつきます。
ですから、胸を大きくするためには、乳腺を発達させることが必要になります。そして、乳腺を発達させるために大事になるのが、女性ホルモン・新陳代謝・血流です。
また、バストを支えている胸筋は、バストアップや形を整えるため、下垂防止のために必要な筋肉です。
女性ホルモン
女性ホルモンには、大きく分けてエストロゲンとプロゲステロンがあります。
エストロゲンは女性らしいカラダへの成長に関係したホルモンです。
エストロゲンは乳腺を発達させる働きを持つため、エストロゲンの正常な分泌は、胸を大きくすることに関係しています。
新陳代謝
私たちのカラダは常に、新しい細胞が生まれ、古い細胞は排出され入れ替わることが行われています(新陳代謝)。
新陳代謝が正常に行われないと、栄養が行き届かない・老廃物を排出できない状態になってしまいます。
この状態では胸を大きくするために必要な栄養も届かなくなってしまいます。
血流・リンパの流れ
栄養や女性ホルモンは、血流に乗って運ばれます。
血流の流れが悪いと、栄養や女性ホルモンも必要な部位まで届けることができません。
また、リンパの流れが悪くなると体内の老廃物や毒素が排出されず、女性ホルモンの分泌を阻害してしまいます。
胸を大きくすると言われる食べ物
肉類(牛肉・豚肉・鶏肉など)
牛肉・豚肉・鶏肉などの肉類は、たんぱく質・脂質が含まれています。たんぱく質や脂質は女性ホルモンの材料となる栄養素です。
たんぱく質は、女性ホルモンだけでなく髪・爪・肌・内蔵・血液といったあらゆる部位を構成していて新陳代謝に欠かせません。また、たんぱく質不足は筋肉低下にもつながります。1日に必要なたんぱく質量=体重(kg)×1.0と言われています。50kgの人は50gのたんぱく質が必要となります。
太るという理由で避けられる脂質も女性ホルモンの材料となる大事な栄養素です。適度な量を摂取するようにしましょう。
大豆(豆腐・納豆・おから・豆乳など)
豆腐や納豆など大豆製品もたんぱく質や脂質が含まれています。
そして、大豆に含まれている大豆イソフラボンは、エストロゲンに似た働きをするため、乳腺の発達によるバストアップが期待できる成分です。
食事からのイソフラボンの摂取量は1日70〜75mgまで。食事に加えてサプリメントなども摂取するときは、上乗せ料量30mgまでとされています。
【イソフラボン含有量】
- 豆腐一丁(300g)…60mg
- 納豆…1パック(50g)…37mg
- 豆乳200ml…50mg
- きなこ大さじ1(5g)…14mg
- おから100g…10mg
この他にも、ビタミン・ミネラルが豊富なので、代謝促進にも効果的な食べ物です。
魚介類(マグロ・カツオ・貝類など)
魚介類は、たんぱく質や脂質が含まれている食べ物です。
魚に含まれているビタミンB6は、たんぱく質を分解・合成する補酵素となり、女性ホルモンの分泌にも大事な栄養素です。魚の中でもマグロ・カツオに多く含まれています。
また、牡蠣に含まれる亜鉛は、女性ホルモンの分泌を促進してくれる成分です。
乳製品(チーズ・ヨーグルトなど)
チーズやヨーグルトなどの乳製品はたんぱく質・ビタミン・ミネラルが豊富な食べ物です。女性ホルモンの分泌や代謝に良い栄養素がたっぷりです。
キャベツ
芸能人がテレビで「食べて胸が大きくなった。」とコメントして注目されたキャベツ。
キャベツには、ボロン(ホウ素)という成分が含まれています。ボロンはミネラルの一種で、エストロゲンの分泌を促す作用があるといわれています。
ボロンは、熱に弱いためにキャベツで摂取する場合は、生で食べることが必要になります。
ボロンの1日の摂取量の目安は3mg。キャベツに含まれるボロンの含有量は100gあたり1.45mgなので、キャベツ1玉の1/4を毎日食べる必要があります。
ボロンは、キャベツ以外にも含まれている食品があります。
- レーズン(干しぶどう)
- アーモンド
- わかめ
- りんご
- もも
- アボカド
山芋
山芋に含まれているジオスゲニンは、『若返りホルモン』と呼ばれるデヒドロエピアンドロステロン(DHEA)に似た働きをすると言われています。
そのため、女性ホルモンの分泌も促進されバストアップに繋がると考えられています。
ザクロ
『生命の果実』『女性の果実』とも呼ばれているザクロ。
ザクロの種子部分には、植物性エストロゲン(エストロン)が含まれているため、バストアップ効果が期待できると言われています。
種子部分に多く含まれているため、果汁やジュースからの摂取は期待できません。
アボカド
良質な脂質やビタミン・ミネラル・食物繊維がバランスよく含まれている果物、アボカド。
その中でもビタミンEは、アボカド1つで1日の必要摂取量の約半分を補うことができます。
ビタミンEは、様々なホルモンの分泌を調整している下垂体に働きかけ女性ホルモンの活性化につながります。
また、血管拡張作用による血流改善、代謝促進にもつながります。
アボカドの他に、ビタミンEを多く含む食べ物は以下のようになります。
- かぼちゃ
- 大根
- うなぎ
- ハマチ
- 赤ピーマン
栄養の摂取はバストアップの基礎
胸が大きくなると言われる食べ物を紹介しました。
ただし、これらを食べただけでは、胸が大きくなる可能性は決して高くありません。まずは、必要な栄養をまんべんなく摂取しバランスの良い食事がバストアップの基礎になるのです。
栄養を摂取して、正しいバストマッサージや運動を加える。そして、不足のバストアップ成分はサプリメントで補うこと。
また、ストレスを溜めないようにすることや睡眠をとることもホルモンバランスを整えるために大事なことです。
まとめ
胸を大きくするためには、まずは体に必要な栄養をしっかり摂取すること。
そして、生活リズムを整えることやマッサージ・運動・サプリメントを利用するようにしましょう。