ダイエット中だからと、間食は我慢していませんか?我慢できる人なら良いのですが、これがストレスになって、暴飲暴食をしてしまうなら、逆効果ですよね。
そんな人にオススメなのが1日5食ダイエット。
その名の通り、1日に5回食べても痩せられるというものです。この方法は、医師や栄養管理士も勧める、理にかなったダイエット方法なんです。
今回は、医師や栄養管理士も勧める1日5食ダイエットの方法と効果についてご紹介します。
伊達友美・日比野佐和子医師も推奨する1日5食
1日5食は専門家も推奨している食事法です。
伊達友美さん
栄養管理士で過去に20kgのダイエットに成功した経験を持つ伊達友美さんは、食べることを我慢するよりも空腹になったら食べることを推奨しています。
著書には、
- お肉もケーキも食べて大丈夫! 伊達式1日5食ダイエット
- 食べてやせる! 伊達式「1日5食」ダイエット
- 深夜に食べても太らない50の法則―伊達式食べてもキレイにやせるダイエット
- 大盛りご飯を食べてもやせる技術 伊達式食べ合せダイエット
などがあります。多くのメディアでも取り上げられているため、ご存じの方も多いかもしれませんね。
日比野佐和子さん
アンチエイジング医療専門Rサイエンスクリニック広尾の院長・日比野佐和子医師も1日5食を推奨しているひとりです。
日比野医師は1日5食にしたことで、15キロ以上のダイエットに成功したそうです。そして1日5食は、ダイエットだけでなく美肌効果も期待できるとしています。
著書には、
- 忙しくても15kgやせて二度と太らない美習慣
- いま食べているものを見直すだけで「老けないカラダ」が手に入る!
- こわばり女子のからだほぐし大全
などがあります。日比野医師も多くのメディアに出演しているため、ご存じの方が多いかもしれませんね。
有名パーソナルトレーナーも推奨
ハリウッドセレブが実践していると言われる5ファクターダイエット。これは有名トレーナーであるハーレー・パスタ―ナック氏が推奨している方法で、その方法のひとつが1日5食。
5ファクターダイエットは、レディーガガ、ジェシカ・シンプソン、ハル・ベリーも実践していると言われています。
1日5食で期待できる効果は?
ダイエット効果
1日5食にすることで、食事の間隔が短くなり空腹を感じにくく食べ過ぎを防止することができます。
また、血糖値が安定するため、インスリンの分泌が抑えられて脂肪として蓄積されにくくなります。そのため、ダイエット効果が期待できるというわけです。
美肌効果
シミの原因になる活性酸素。活性酸素を作られにくくするために1日5食にする方法が有効なのだそうです。
シミの原因である活性酸素。血糖値が高い状態が続くと活性酸素が作られやすくなってしまいます。
1日5食にすると、血糖値が急激に上昇することを抑えることが可能になるため、活性酸素の生成を抑制してくれるということです。
1日5食ダイエットの方法
3時間おきに食べる
1日5食ダイエットの場合、3時間おきに食事をすることが目安になります。
例として、1食目(朝食)が8時の場合、以下の様になります。
- 1食目…8時
- 2食目…11時
- 3食目…14時
- 4食目…17時
- 5食目…20時
1食目が7時の場合は、以下の時間が目安になります。
- 1食目…7時
- 2食目…10時
- 3食目…13時
- 4食目…16時
- 5食目…19時
3食の食事+間食2回
1日5食ダイエットの食事方法は、3食+2回の間食と言うとイメージしやすいかもしれません。朝食は1食目・昼食は3食目・夕食が5食目。そして、2食目と4食目が間食となります。
- 1食目…朝食
- 2食目…間食1回目
- 3食目…昼食
- 4食目…間食2回目
- 5食目…夕食
1日の摂取カロリーは増やさない
食事の回数を増やしても、1日の摂取カロリーは多くしないようにしましょう。通常3食の場合、各食事の摂取カロリーが2000kcalの場合、5食で2000kcalを摂取するイメージです。
【1日3食の場合】
- 朝食…500kcal
- 昼食…700kcal
- 夕食…800kcal
合計…2000kcal
【1日5食にした場合】
- 朝食…400kcal
- 間食…200kcal
- 昼食…600kcal
- 間食…200kcal
- 夕食…600kcal
合計…2000kcal
栄養バランスの食事にする
ダイエットでは、摂取カロリーだけでなく栄養バランスも大事です。たんぱく質・脂質・炭水化物(糖質)・ビタミン・ミネラル・食物繊維をバランスよく摂取できる食事の工夫が必要です。
- 1食目(朝食)…フルーツ
- 2食目(間食)…ナッツ類
- 3食目(昼食)…ごはん、肉または魚、野菜、汁物
- 4食目(間食)…ヨーグルト
- 5食目(夕食)…ごはん少なめ、豆腐などの大豆製品・海藻サラダ・汁物
上記はひとつの例です。間食は、栄養価が高く糖質が少ない(血糖値が急上昇しにくい)ナッツ類・低糖ヨーグルト・チーズなどが良いでしょう。
日比野佐和子医師の1日5食メニューも参考に
2016年6月20日放送の『直撃!コロシアム!!ズバッと!TV』で、日比野佐和子医師の1日の食事メニューが紹介されています。
- 朝食(7:30)…トマト入りオムレツ、バナナ入りヨーグルト
- 間食(10:30)…ナッツ5〜6粒
- 昼食(13:30)…雑穀米トマトカレー、キノコとピーマンの炒めもの、アボカドサラダ
- 間食(16:30)…玄米フレーク(手のひらの軽く収まる程度)
- 夕食(19:30)…ぶっかけそば(たまご・海藻類入り)
摂取カロリーや栄養バランスが考えられている食事メニューですね。間食をしているため、夕食は軽めでも満足感があるのだそうです。間食には、ビーフジャーキー・スルメ・野菜スティックなどもオススメということです。
まとめ
1日5食ダイエットは、血糖値を安定させ食欲をコントロールし痩せる方法です。そして、食事の回数を増やすだけでなく、摂取カロリーや栄養バランスを考慮した食事にすることも重要になります。ただ食事回数を増やすだけでは太ってしまう可能性があるので、注意しましょう。
血糖値をコントロールする方法は、以下の記事でも紹介しているので、参考にしてみてください。
⇒血糖値コントロールはダイエット成功の近道!知っておきたいポイント
食事回数とダイエットの関連記事については、以下の記事でもご紹介しています。