食前りんごダイエットは、食事の前にりんごを食べるシンプルな方法です。そして、食前りんごダイエットを基本とした『The 3-Apple-a-Day Plan』というアメリカの栄養管理士が考案したダイエット方法があります。
そこで今回は、『The 3-Apple-a-Day Plan』のやり方も加えた、食前りんごダイエットの効果と方法についてご紹介します。
食前りんごダイエットの効果
食べ過ぎを防止する
太ってしまう原因のひとつに食べ過ぎがあります。満腹と感じるのは、食事から30分経過して頃と言われます。しかし、よく噛まずに早食いになってしますと、満腹を感じる前に食べ過ぎてしまう傾向にあります。
りんごには、食物繊維が含まれています。そのため、食事前に食べることでお腹を満たしてくれます。
また、しっかり噛む必要があるため、食べ過ぎを防止してくれます。さらに、りんごの甘みが満足感を得られると言われています。
食物酵素の働きで消化吸収をサポート
生の果物には、食物酵素が含まれています。空腹時に生の果物を食べると、その後口にする食べ物の消化を助けてくれます。
食前りんごダイエットの方法
食前りんごダイエットは、アメリカの栄養士Tammi Flynnが考案した『The 3-Apple-a-Day Plan』があります。
この方法で、3ヶ月で約8キロのダイエットに成功した人もいるそうです。今回は、『The 3-Apple-a-Day Plan』の方法をご紹介します。
食前にりんごを1個食べる
食前りんごダイエットの基本的な方法は、1日3食の前にりんごを食べるものです。『The 3-Apple-a-Day Plan』では、毎食ごとに1個のりんごを食べることを勧めています。
低脂肪・高タンパク質な食事をする
食前にりんごを食べると満腹感が得られて食事の量が減るので、これだけでもダイエット効果が期待できます。しかし、より健康的に痩せるためには、食事管理が必要になります。
『The 3-Apple-a-Day Plan』では、低脂肪・高たんぱく質な食事をするようにしています。
1日4〜5回食べる
間食も含め1日4〜5回食べるようにします。間食では、低脂肪・高たんぱく質なものを選ぶようにします。お肉なら鶏のむね肉など脂身が少ないもの。乳製品は、低脂肪ヨーグルトです。
精製されていない炭水化物を少なめに
『The 3-Apple-a-Day Plan』では、精製されていない炭水化物を食べることを勧めています。白米よりも玄米、パスタは全粒粉パスタを選ぶようにしましょう。
また、炭水化物は比較的少なめにすることが必要になります。
野菜・果物をたっぷり食べる
りんごに加えて果物・野菜はたっぷり食べます。『The 3-Apple-a-Day Plan』では、食べる量を6人分と表現しています。
オススメとされる食べ物
『The 3-Apple-a-Day Plan』でオススメとされている食品は、以下の様なものになっています。リンゴ以外は、低脂肪・高たんぱく質・食物繊維の多いものが選ばれています。
- りんご
- 低脂肪ヨーグルト
- 低脂肪チーズ
- たまご
- 鮭
- 鶏のむね肉
- 玄米
- オートミール
- ブロッコリー
- レタス
運動も取り入れる
食事以外に、運動を取り入れることを勧めています。有酸素運動・筋力トレーニング・ストレッチです。
The 3-Apple-a-Day Plan式食前りんごダイエットの口コミ
『The 3-Apple-a-Day Plan』の口コミを調べてみると、比較的高評価のようです。しかし、中には、以下の様な口コミも見られました。
- 毎日3個のりんごは食べられない
- りんご以外に食事管理が厳しく継続するのが難しい
- 運動もしなくてはいけないので大変
まとめ
りんごは、食物繊維が多く含まれていて、甘みのあるため、食前に食べることで食べ過ぎ防止に役立ちます。
これまで食べ過ぎていた人は、食前にりんごを取り入れるだけでもダイエット効果が期待できるかもしれません。しかし、それだけでは、健康的に痩せることは難しいかもしれません。
『The 3-Apple-a-Day Plan』のように、栄養バランスを考慮した食事と運動というダイエットの基本に、食前にりんごを食べることを取り入れることが大切かもしれません。
りんごについては、以下の記事でもご紹介しています。あわせて読んでみてください。