腹巻きでダイエット効果が期待できることを知っていますか?腹巻ダイエットは医師が推奨している方法です。
「腹巻きなんてしたくない。」なんて思っている人も、その効果を知ると、今日から腹巻きがしたくなるかも?
今回は腹巻きがダイエットに良い理由と方法についてご紹介します。
腹巻ダイエットを推奨している医師は?
腹巻ダイエットを推奨しているのが、イシハラクリニック副院長の石原新菜医師です。
石原新菜医師は、漢方医学・自然療法・食事療法などの治療を行っています。またテレビや雑誌等でも取り上げられています。
腹巻にダイエット効果がある理由は?
この腹巻ダイエットは、腹巻きをするそれだけの方法です。なぜそれだけでダイエット効果があるのでしょうか?
腹巻きをすることでカラダを温める
腹巻きをすることで腹部を温めることができます。
腹部には、胃・腸・肝臓・腎臓などの臓器があります。また腹部大動脈と呼ばれる大きな血管があります。そのため、腹部を温めることで血流が良くなり、体温が上がるというわけです。
体温を上げて代謝アップ
代謝が良いと痩せやすいというのは知っている人も多いと思います。腹巻きをすることで体温が上がるため、代謝も上がり痩せやすくなるのです。
腹巻をすることで体感温度が1℃上がると言われています。体温が1℃上がると、代謝は13%アップすると言われています。
成人女性の平均基礎代謝量1200kcalなら、体温が1℃上がることで約150kcal多く消費されることになります。この消費量は、早足のウォーキング30分と同じくらいの消費量になります。
低体温の原因と症状
低体温と筋肉量
痩せやすいと言われる人の体温は、36.5~37.2℃。しかし女性の中には、35℃台の低体温の人も多いと言われています。
女性に低体温の人が多い理由のひとつに筋肉量があります。筋肉は体温を上げ代謝を高める働きがありますが、男性は体重の45%が筋肉ですが女性の場合は36%。女性は筋肉量が少ないのです。
また、運動量の低下が筋肉量にもつながっています。
低体温による体の症状
低体温によって起こるカラダの症状をご紹介します。
代謝が下がる
低体温になると、血流が滞ってしまい、代謝が低下してしまいます。
免疫力低下
体温が低くなると免疫力が低下してしまいます。体温が1℃下がると免疫力は30%低下すると言われています。
生理不順
低体温は、女性ホルモンの分泌にも影響するため、生理不順や生理痛につながります。
むくみやすくなる
代謝が低下すると、体内の不要な水分がうまく排出できず溜め込んでしまい、むくみとなってしまいます。
便秘になる
便秘改善に食べ物が注目されますが、冷えることでも便秘につながります。腸が冷えると動きが鈍くなってしまうためです。
肌のトラブル
低体温では肌の代謝が低下してしまいます。そのため、肌荒れなどのトラブルを招きやすくなります。
腹巻ダイエットの効果を高めるポイント
腹部を温めることは内臓を温め血流を良くし、代謝アップが期待できること、また低体温によるカラダの不調の改善にもつながることがわかったと思います。
そして、更にダイエット・健康効果を上げるために、以下のことに気をつけてみてください。
腹巻の素材は?
カラダを温めて代謝をアップしたいのなら、ウール素材がおすすめです。ウールは、保温性の高い素材です。
ただし、肌触りや敏感肌の人は、シルクやコットンの素材を選んだほうが良いかもしれません。
ダイエットのために腹巻はいつすればいい?
石原新菜医師は、24時間365日の着用を勧めています。ご自身も常に腹巻をしているそうです。
しかし一方では、腹巻をすることでお腹が弱くなる、手放せなくなるという声もあります。
不安な人は、腹巻以外の方法で体温を上げる工夫をしてみましょう。
腹巻だけで痩せる?
腹巻をするだけでも、代謝が上がるのでダイエット効果は期待できます。しかし、代謝が上がったからといって、高カロリーなものばかり食べていては痩せることはできません。
ダイエットの基本は、食事管理と運動です。また、体温を上げるためにも食事の内容に気をつけること、筋肉量を増やすことは重要です。腹巻だけで痩せようとするのはおすすめできません。
食べ物について石原新菜医師は、腹巻と合わせて蒸ししょうがをおすすめしています。しょうがについては、こちらの記事でもご紹介しています。
また、筋肉量を増やすなら、カラダの中でも大きな筋肉があるお尻・太ももを鍛えるスクワットが良いとしています。スクワットについてはこちらの記事を参考にしてください。
まとめ
腹巻ダイエットは、医師が推奨する健康法であり、痩せやすい体質作りに役立つ方法です。腹巻をするだけで痩せやすくなるのでとっても簡単なダイエット法です。
ただし、腹巻は、体温を上げる方法のひとつであり、これだけで痩せようとするのも難しいかもしれません。体温を上げるために食事・運動・入浴などにも気をつけましょう。