健康に良いと言われるお酢。お酢にはダイエット効果があり誰にでも簡単に始められるもので人気のひとつ。
でも、お酢の摂り方を少し気をつけるだけで、その効果が更にアップします。
そこで今回は、お酢ダイエットで気をつける飲み方とタイミングについてご紹介します。
お酢ダイエットとは?
お酢ダイエットとは、お酢を飲む、または食事に取り入れるなど、普段の食事にお酢を加えるだけのとっても簡単な方法です。
普段の食事に加えるだけでダイエット効果が期待できる理由は、お酢には、酢酸・クエン酸・アミノ酸などの有機酸が含まれているためです。
これらの有機酸には、代謝促進、脂肪の分解や合成の抑制、便秘改善など、数多くの効果が期待できます。
お酢にダイエット効果が期待できる理由
代謝促進
クエン酸を摂取することで、たんぱく質・脂質・糖質をエネルギーに変えるクエン酸回路(TCA回路)の働きを補助をしてくれます。
クエン酸回路が活性化することでエネルギーを効率的に作ることになり、代謝の促進に繋がります。アミノ酸は、脂肪燃焼酵素リパーゼの働きを補助するため、脂肪の分解を促進する働きがあります。
また、クエン酸には血行促進の働きがあるため、代謝を高めることにもつながります。
血糖値上昇を抑制
酢酸には、胃から腸への移動をゆっくりにしてくれるため、血糖値の上昇を抑制してくれます。
血糖値が急激に上昇すると、血糖値を下げて安定させようとすい臓からインスリンと呼ばれるホルモンが分泌されます。
インスリンには、脂肪を蓄える働きもあるため、血糖値の安定とダイエットには関連が深いものです。
カルシウムの吸収を高める
酢酸やクエン酸には、ビタミンやミネラルの吸収を促進する働きがあります。ビタミンやミネラルは、たんぱく質・脂質・糖質の代謝には欠かせない栄養素です。
その中でもカルシウムは、食事で不足しがちなミネラルで、カルシウム不足はダイエットにも関係があるものです。
カルシウムには、脂肪の吸収を抑制し便と一緒に排出する働きがあります。
ダイエットでは、ビタミン・ミネラルをまんべんなく摂取することは基本ですが、不足しがちなカルシウムを効率よく吸収するために、酢酸やクエン酸を含むお酢は有効です。
便秘改善
酢酸やクエン酸の持つ殺菌効果により、腸内の悪玉菌を減らしてくれます。また、血行が良くなることで善玉菌が活性化されますし、代謝が上がると腸の動きも活発になり排出を促してくれます。
利尿効果でむくみ改善
私たちのカラダは、弱アルカリ性ですが、偏った食事より酸性になりがち。カラダが酸性に傾くことで体調不良につながります。
お酢を摂取することで、カラダをアルカリ性になり腎臓が活性化。尿の排出が促進され、むくみ改善にもつながります。
ダイエット以外に期待できる効果
お酢には、ダイエット効果以外にも、美肌効果、食欲増進効果、疲労回復効果が期待できます。
- 美肌効果…クエン酸がシミやシワの原因となる活性酸素を除去。またお酢には、ビタミンCの酸化を防ぎ吸収を促進。
- 食欲増進効果…お酢が持つ酸味が、摂食中枢を刺激したり、胃液の分泌を促します。
- 疲労回復…クエン酸が、疲労の原因である乳酸を分解する働きを持っています。
お酢のダイエット効果を高める方法
1日の摂取量は15〜30ml
1日に摂取する量は、15〜30ml。水などで薄めて飲んだり、食事に加えるなど、どのような方法でも良いです。一度に摂取せずに、数回に分けてとるようにしましょう。
たくさんの量を摂取したからと、効果が高まるわけではありません。お酢は陰性の食品で、多量摂取がカラダを冷やす原因になってしまいます。摂取量には気をつけましょう。
食事で摂取する
普段の食事と一緒にお酢を摂取します。
血糖値上昇を抑制が目的である場合、食事前にお酢を摂取することが望ましいです。しかし、空腹時の摂取は、胃腸を刺激し荒れてしまう恐れがあります。
また、お酢の食欲増進効果で食べ過ぎてしまう可能性もあります。これらを考慮するのであれば、食後または食中の摂取が良いでしょう。
温めて飲む(ホット酢ドリンク)
お酢を温かい水で飲むホット酢ドリンクは、カラダを温め代謝を促進してくれます。お酢は陰性でカラダを冷やす欠点がありますが、ホット酢ドリンクにすることで、欠点も改善できます。
入浴後にとる
体温が高くなっている入浴後にホット酢ドリンクを飲むことで、更に代謝をアップが期待できます。
有酸素運動前にとる
お酢に含まれるアミノ酸は、脂肪燃焼効果を促進する働きがあります。有酸素運動前に飲むことで、ダイエット効果アップにつながります。
また、運動後に摂取すれば、クエン酸の働きにより疲労回復にもつながります。
お酢を毎日摂取する
効果的とされるタイミングをご紹介しましたが、タイミングにこだわり過ぎるのもよくありません。大切なことは、毎日摂取することです。
ミツカンの研究では、毎日お酢をとることによる効果を実証しています。
ダイエットに良いお酢の種類・選び方
合成酢よりも醸造酢を選ぶ
食酢には、大きく分けると醸造酢と合成酢があります。醸造酢(穀物酢・果実酢)は、合成酢よりもお酢の成分が多く含まれています。
市販のお酢の多くは醸造酢ですが、購入の際には、ラベル表示で確認しましょう。
アミノ酸が多い黒酢・香醋・もろみ酢
醸造酢には、穀物酢(米酢・黒酢など)・果実酢(リンゴ酢・ブドウ酢など)がありますが、ダイエットにオススメなのが黒酢・もろみ酢・香醋です。
1.黒酢
黒酢は、玄米を原料とし、長期間熟成させるため、穀物酢や果実酢の中でもアミノ酸が多く、ビタミン・ミネラルも含まれています。
アミノ酸は、前述にあったように、脂肪燃焼効果を促進させる働きがあります。このことからもダイエットに最適なお酢と言えます。
2.もろみ酢
もろみ酢は、沖縄の泡盛を作る過程で出た酒粕「もろみ」を使ってできるものです。
もろみ酢はアミノ酸やクエン酸が豊富に含まれています。またビタミン・ミネラル・GABAが含まれていることが特徴です。
3.香醋(香酢)
香醋(香酢)は中国の黒酢と呼ばれています。香醋にもアミノ酸が多く含まれていて、ダイエットのサポートに適しています。
お酢ダイエットの注意点
糖質量に気をつける
市販のお酢ドリンクには、ハチミツなどが加えているため糖質が多く含まれています。糖質の過剰摂取にならないように、原材料を確認しましょう。
酢による歯への影響
酢に含まれる酸は、歯を溶かし痛める(酸蝕歯)要因になります。
本来は、酸の強い食べ物を食べても再石灰化により修復されます。また、唾液によって中性に戻してくれます。
しかし、酸に触れる時間が長いと再石灰化が間に合わない、中性に戻らないため、歯を痛めてしまう可能性が高くなります。酢をとったら、以下のことに気をつけましょう。
- 酢ドリンクをちびちび飲まない。
- 飲んだら水やお茶でうがいをする。
- 酢を飲む、または食べた後すぐに歯を磨かない。
以下のサイトも参考にしてみてください。
⇒健康食品で歯が溶けるって、ウソ?ホント!?|しみず歯科医院
まとめ
普段の食事にお酢を加えるだけで、ダイエット効果が期待できます。更に効果を上げたいと思う人は、お酢の種類や摂取するタイミングにも気をつけてみましょう。
お酢にはダイエット効果が期待できますが、基本は、栄養バランスのとれた食事をすることです。ダイエットの基本を踏まえて、お酢も取り入れてみてください。