1週間で痩せるというのは、オススメできるものではありません。急な食事制限はカラダに負担がかかり体調不良につながりますし、リバウンドの可能性は高くなります。
しかし、どうしても痩せなくてはいけない人もいるでしょう。
そこで今回は、できる限りカラダに負担をかけずに、1週間という短期間で痩せるダイエット方法をご紹介します。
1週間で痩せるためには食事と運動の併用が効果的
1週間という短期間で痩せるのは、カラダに負担のかかるダイエットになります。そのため、決してオススメできるものではありません。
特に、カロリー制限をしただけのダイエットでは、必要な栄養が不足し、カラダが重い、顔色が悪い、貧血になるなど、体調不良につながります。
また、食事を無理に我慢した状態を続けると、ダイエットが終わったあとには、食欲が止まらなくなり過食になります。そしてリバウンドしてしまいます。
このようなリスクを避けるためには、カラダに必要な栄養をしっかり摂取しながら、食事量を最小限に抑えることが必要です。
そして、しっかり痩せるために、運動を併用し消費カロリーを増やします。また、カラダに余分な水分や便を排出することが必要です。
糖質制限ダイエット
普段の食事で、炭水化物をしっかり食べている人に効果的なのが糖質制限ダイエット。
炭水化物はカラダに水分を含みやすいため、炭水化物を減らすだけでも余分な水分が排出されて短期間で体重を落とすことが可能です。
ただし、炭水化物を急激に減らすとカラダが重い、頭痛などの体調不良になる可能性があります。また、炭水化物などの糖質を減らすだけでは栄養不足になってしまいます。そのため、以下の点に注意しましょう。
- 炭水化物の量は、普段の半分に減らす。
- 夕食は炭水化物を食べない。
- たんぱく質の多い食材や野菜を増やす。
炭水化物(糖質)を控えながら栄養をしっかり摂取するなら、MEC食がオススメです。
MEC食とは、肉(Meat)・たまご(Egg)・チーズ(Cheese)の頭文字を持った造語。1日に肉200g・たまご3つ・チーズ120gを摂ることで、必要なカロリーと栄養を摂取しながら糖質制限が可能です。
そして重要なのが、一口を粒ガム程度の小サイズにして30回噛むこと。
TBS系列『ダイエット総選挙2017 夏の陣』では、体重64.5g(体脂肪率31.3%)の女性が6日間で−4.7kgの結果を出しています。
MEC食については、以下の記事で詳しくご紹介しています。
関連記事 肉食やせダイエットの方法と効果と注意点!
関連記事 MEC食でダイエット・美肌効果!!基本的なやり方とレシピ
餃子(ぎょうざ)ダイエット
「一刻も早く痩せたいのに、餃子を食べる?」
そんな声も聞こえてきそうですが、プロボクサーが減量時に取り入れている立派なダイエット方法です。
餃子は、たんぱく質・脂質・糖質・ビタミン・ミネラルがバランス良く含まれている食べ物なので、カラダに必要な栄養を摂取しながらダイエットできる方法です。
餃子ダイエットの基本的な方法は以下のようになります。
- 朝食はバナナとオレンジジュース
- 昼食は500gに食事量を抑える
- 夕食は餃子150g(運動した場合は300g)
餃子ダイエットは、短期間のダイエットはもちろん、3ヶ月で20キロのダイエットに成功した人もいます。
餃子ダイエットの詳細は、以下の記事でご紹介しています。
関連記事 餃子ダイエットなら1週間で3キロ痩せる?!その方法と効果は?
8時間ダイエット
8時間ダイエットは、1日の8時間以内に食事を済ませて、16時間は食べないというダイエット方法です。注目されたダイエット方法なので、知っている人も多いのではないでしょうか。
空腹時間を作ることで、代謝酵素が優位になり代謝促進効果があると言われてます。
16時間の空腹を作るだけでもダイエット効果が期待できますが、1週間の短期間ダイエットなら、食事の内容も工夫が必要になります。
8時間ダイエットについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。
関連記事 9キロ痩せた?逆に太った?8時間ダイエットで成功する最も重要なこと
生姜紅茶
カラダの余分な水分を排出するためにオススメの飲み物が、生姜紅茶です。
生姜には、ジンゲロールという成分が含まれていて、血流促進・カラダを温める作用を持っています。また、紅茶は、東洋医学では陽性食品に分類されカラダを温める作用があるとしてます。
生姜紅茶には、カラダを温めたり、利尿作用により、余分な水分を排出をサポートしてくれます。
そのため、カラダに余分な水分が溜まっている人は、1〜2日で1kg減るとも言われています。
生姜紅茶の飲む回数やタイミングなどについては、以下の記事でご紹介しています。
関連記事 生姜紅茶ダイエットの効果と飲み方!
置き換えドリンク
栄養を摂取して摂取カロリーを抑えるなら、置き換えドリンクがとても手軽で効果的です。
1日3食の場合、1食を置き換えドリンクにして残り2食を高たんぱく質低カロリーの食事にします。
1日2食を置き換えドリンクにした場合、摂取カロリーをより抑えることができますが、カロリー不足になります。
また、精神的ストレスも高くなるため、リバウンドする可能性が高くなります。そのため、オススメはできません。
関連記事 1日2食置き換えダイエットの効果とデメリット・注意点!
ストレッチ・リンパマッサージでむくみ改善
ストレッチやリンパマッサージは、消費カロリーは低いのですが、カラダのめぐりを良くし、代謝促進、むくみの改善に効果的です。
むくみが取れれば、見た目がスッキリ。運動が苦手な人もできるので、1週間の短期間ダイエットでも有効な方法です。
ストレッチやリンパマッサージなら場所を選ばずにいつでもできるのも魅力のひとつです。
ウォーキングを1時間
ウォーキングは、有酸素運動の中でも負担が少なく、消費カロリーも低いものです。そのため、1週間の短期間ダイエットには不向きと感じる人もいるでしょう。
【10分あたりの消費カロリー】
- ウォーキング:約20kcal
- ジョギング:約40kcal
ジョギングのほうが、約2倍の消費カロリーになっています。しかし、運動が苦手な人、運動する習慣のない人がジョギングをした場合、辛くて挫折してしまったり、ヒザなどの関節を痛めてしまう可能性が高いです。
ジョギングを30分やって挫折するよりも、ウォーキングを60分毎日行うほうが良いでしょう。
普段からウォーキングをしている人は、スロージョギングがオススメです。
詳細は以下の記事を参考にしてください。
1週間の短期間ダイエットの注意点
リバウンドする可能性が高い
1週間ダイエットは、短期間で痩せるために食事量を減らすことが必要になります。そのため、リバウンドしてしまう可能性も高くなります。
今回は、できる限りカラダに負担の少ない方法をご紹介していますが、それでも生活を急に変えることはストレスがかかるため、リバウンドしてしまうかもしれません。
1週間で痩せる方法は、何度も行うものではありません。時間をかけてダイエットすることがキレイに痩せるためにとても重要であることを忘れないでください。
断食(ファスティング)は効果があるけどオススメしない
酵素ドリンクなどを使用した断食(ファスティング)。
疲弊した内臓を休ませることで、代謝促進・デトックス効果・ダイエット効果などが期待できると言われています。
しかし、やり方を間違えると、体調を壊す可能性があります。そのため、専門家の指示の元で正しい断食(ファスティング)をするのが良いでしょう。
個人でできて安全なプチ断食(8時間ダイエットや18時以降食べないダイエットなど)が良いでしょう。
関連記事 全国で断食(ファスティング)ができる施設・ホテル50選【保存版】
まとめ
健康的でキレイに痩せるためには、時間をかけてゆっくり体重を落とすことが大事です。しかし、どうしても1週間以内に痩せなくては行けない時もあるでしょう。そのような時は、必要な栄養を摂取しながら摂取カロリーを抑えるようにしましょう。
そして、体調が悪くなった場合は、すぐにダイエットを中止しましょう。
ダイエットでキレイに痩せるためには、栄養の重要性を理解することが必要です。
以下の記事を参考にして、理解を深めてみてください。