ストレスで甘いものが食べたい!過食になる!原因と7つの対処法

ストレスで甘いものが食べたい

ストレスが溜まっている時、ついつい過食になってしまう、無性に甘いモノが食べたくなるなんてことはありませんか?

食べることで日常のイライラが解消されるなら、たまには良いかもしれません。でも、ダイエット中に食欲が止まらないのは悩みものですよね。

今回は、ストレスによる過食・甘いモノが無性に欲しくなる時の解決法をご紹介します。

目次

ストレスと過食の関係

ストレスと過食の関係

ストレスが過度に掛かると異常な食欲が湧いてくるのは、体内のホルモンが関係しています。

ストレスホルモンが分泌

ストレスがかかると、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが分泌されます。

このコルチゾールには、脂肪を溜め込む性質があります。「ストレスが溜まっていると痩せにくくなる」って聞いたことありませんか?それは、体内で脂肪を溜め込もうとしているからです。

幸せホルモンの減少

コルチゾールの分泌が増えると、セロトニンが減少します。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ精神的な安定を促します。しかしセロトニンが減少することで精神が不安定となり食に走り過食につながります。

インスリンの過剰分泌

コルチゾールが増えると、インスリンの分泌が過剰になります。インスリンが過剰に分泌されると食べたものが体脂肪として蓄えられやすくなります。

レプチンの減少

コルチゾールの分泌が増えることで食欲抑制ホルモン・レプチンも減少します。これによって食欲が増してしまいます。

ストレスで甘いものが食べたくなる理由

ストレスが溜まっていると、甘いものが食べたくなりませんか?それは、甘いものを食べることで幸せホルモンであるセロトニンが増えリラックス状態になるからです。

ダイエットがストレスになって太る?

ストレス太る

私たちは生活の中で様々な理由でストレスを抱えています。その中には、ダイエットがストレスになり太る原因を作っている可能性もあります。

食べられないストレス

ダイエット中は食べたいものを我慢することが多くなります。食べ物を制限することは大事ですが、この我慢が過剰になるとストレスになります。また、食べてはいけないという気持ちもストレスを作る原因になります。

ダイエット中、またはダイエットで痩せたあとに過食してしまうのはそのためです。

食べてしまった罪悪感からのストレス

ダイエット中に食べてはいけないとわかっていても、つい食べてしまうことがあります。この「食べてはいけないのに食べてしまった。」という後悔や罪悪感がストレスになっています。

また、体重が増えたことでもストレスを感じてしまうのです。

痩せないストレス

食事制限をしたり運動をしても、思うように体重が減らないことがあります。「一生懸命にダイエットしているのに、思うように結果が出ない。」これもストレスになっています。

ストレスからの悪循環

食事制限をする→ストレスで過食→過食したことにストレス→太ったことにストレス、このように痩せるために行っているダイエットが実はストレスになってしまい、悪循環を生み出してしまっているパターンがあります。

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ダイエットよりストレス解消を優先する

ダイエットストレス解消

食事管理や運動の2点がダイエットには必須と考えられていますが、精神的な管理もとても重要です。

ストレスが大きくなると、いくら食事管理が必要だとわかっていても、それに反して甘いものや高カロリーなものを食べようとします。

どれだけ有効なダイエット方法を知っていても、内面の管理ができていないと実行することができません。ですから、まずはストレスを緩和することからはじめましょう。

効果的なストレス解消法

ストレスを上手く解消することは、ダイエットにはとても大事なことです。効果的なストレス解消法をご紹介します。

受け入れる・褒める

今の自分を受け入れてあげていますか?もし、今の自分が理想の自分ではないとしても、そんな自分を受け入れてあげましょう。

自分に厳しい人ほどストレスを抱えやすい傾向があります。例えば、ダイエット中なのに過食してしまっても、気にするのはやめましょう。

これはカラダが必要としているから食べていることですし、ダイエット中の過食は誰もが経験しているものです。

時には、自分を褒めてあげることも大事です。小さなことでも褒めてあげることが、ストレスを緩和するコツです。

たくさん笑う

笑うことは、ストレス発散につながります。笑うと緊張が緩和されることがわかっています。友達とたくさん笑う、テレビ番組を見て笑うなど、笑う機会を増やしてみましょう。

また、作り笑いでも効果があることがわかっています。笑った時のように頬を上げる、これだけでも効果があります。

お風呂に入る

普段シャワーだけで済ませていませんか?湯船に浸かることで、自律神経が整いリラックスした状態になります。湯船の温度は39〜40℃が良いです。

軽い運動をする

運動をすることで、交感神経が優位となり心も前向きになります。

運動を継続的に行っている人はストレスの抵抗性も高いというデータがあります。激しい運動をする必要はありません。自分が心地の良い程度の運動が良いです。

ストレッチ・ウォーキング・ジョギング・ヨガなど、一定のリズムで行うものは、セロトニンの分泌を高めるのでストレス解消に良いかもしれません。

香りでリラックス効果

香りには自律神経を整えリラックス効果があります。またアロマオイルには、ストレス解消効果を望めるものがあります。

ラベンダー・クラリセージ・ジャスミン・ローズ・サンダルウッズ・イランイランなどです。自分の好きな匂いというだけでもストレス解消効果があるので、利用してみましょう。

涙とストレス発散

最近、泣いた経験はありますか?感情的に涙を流す行為は、ストレスを外部に排出する行為と言われています。実際に、泣くことで、鎮静作用のある脳内ホルモンエンドルフィンの分泌が高まります。

泣くことは、笑うことよりもストレス解消になるとも言われています。映画を見たり音楽を聴いたりして、泣いてみるのも良いかもしれません。

大豆発酵食品でストレス発散

納豆・味噌・醤油など大豆発酵食品に含まれている大豆ペプチドには、ストレス解消効果があると考えられています。大豆ペプチドには基礎代謝を上げる効果もあるので、ダイエット中にも適したものです。

まとめ

いかがでしたか?日常生活で抱えたストレスは、食べること以外にも解消する方法があります。

また、ストレスで過食になってしまっても、自己嫌悪になることはありません。ダイエット中には誰でもあることですし、カラダが求めていることなので、素直に従ってみましょう。

様々なダイエット方法がありますが、大事なのはストレスが少ない方法、無理のない方法を行うことです。完璧主義にならず、ゆっくり行いましょう。

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