ダイエットしたら胸が小さくなった!垂れてしまった!という女性は多いです。キレイになりたくて始めたダイエットなのに、胸が小さくなる、垂れてしまうのは避けたいですよね。
そこで今回は、胸を大きさをキープしながらダイエットする方法をご紹介します。
ダイエットすると胸が小さくなってしまう理由は?
胸の脂肪は落ちやすい
胸の90%は脂肪でできています。その脂肪は柔らかく心臓に近いことで体温は高いため、ダイエットすると小さくなりやすいのが現実です。
そのため、胸が小さくなるその他の原因を解消することで、最小限に抑えることが可能になります。
食事制限による栄養不足
ダイエット中は、食事制限をする人も多いと思います。しかし、食事制限による栄養不足は胸を小さくなってしまいます。
栄養不足になると、胸の脂肪を使われてしまいます。ダイエットしたら胸から痩せてしまった、という人は栄養不足が原因と考えられます。
また、栄養不足は女性ホルモンの分泌が低下します。女性ホルモンの分泌が低下すると、乳腺が衰退してしまい胸が小さくなってしまいます。
栄養吸収が悪い
食事で栄養を摂取しても、しっかり吸収されないと働きが不十分となります。
吸収を良くするカラダにするためには、ビタミン・ミネラルを摂取することや、血流やリンパの流れを改善し代謝を上げることが必要です。
胸を小さくせずに痩せる方法
たんぱく質中心の食事
たんぱく質は、カラダを作る重要な栄養素です。そして、ダイエットや胸をキープする・大きくするためにも大切な栄養素です。
たんぱく質は筋肉の維持・発達に欠かせません。筋肉量が減ると、代謝が低下し太りやすいカラダになります。
また、女性ホルモンや血液を作る材料にもなります。女性ホルモンは乳腺を発達させ、栄養やホルモンは血液に乗って運ばれます。
たんぱく質が豊富な大豆製品。大豆に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンのひとつエストロゲンに似た働くをするため、バストアップを期待して摂取している人もいます。
しかし、大豆製品だけではたんぱく質は十分に摂取できませんし、大豆イソフラボンの継続的な過剰摂取は副作用が心配されます。
肉・魚・卵・乳製品など良質なたんぱく質を含む食品を、バランスよく食べることが大切です。
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脂質・ビタミン・ミネラルも大事
ダイエットで避けられがちなのが脂質。しかし、脂質も胸を小さくしないために大事な栄養素です。
脂質は、たんぱく質と同じく女性ホルモンを作る材料になります。高カロリーで太るからと過剰に避けていると、胸を小さくしてしまう要因になります。程度な摂取が必要です。
そして、ビタミン・ミネラルは、女性ホルモンの材料となるたんぱく質・脂質の代謝に欠かせません。また、血流を良くするためにも意識して摂取することが大切です。
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カラダを温める食品を選ぶ
カラダを冷やすと、血行が悪くなり代謝が低下し痩せにくくなりますし、胸にもよくありません。
体を冷やす食べ物の特徴は、白・青・緑色の野菜、南方原産のもの、水分の多いものなどがあります。具体的に見ると食べたいものが食べられないということにもなってしまいますので、
まずは、「白砂糖」を避ける事から始めましょう。
精製された白砂糖は太ってしまう原因にもなりますが、カラダを冷やす食品でもあります。白砂糖のエネルギー代謝にはビタミンB群が使われます。ビタミンB群の不足は血行不良につながるため、冷えの原因になります。
甘党の人は、お菓子の控えたり甘味を黒砂糖やハチミツに変えるなど工夫しましょう。
激しい有酸素運動を避ける
ダイエットのためにウォーキングやジョギングなど有酸素運動を取り入れることは大切なことです。しかし、激しい運動をしている場合、ダイエットにも胸にもよくありません。
ダイエットの面で考えると、激しい運動は効率的に脂肪を燃焼することは難しくなります。心拍数が上がり過ぎると、糖質をエネルギーに変えてしまうからです。
激しい運動は、やった気分にさせてくれますが、ダイエット効果は下がってしまうんです。
胸の影響を考えても、激しい運動は避けたほうが良いです。これは、女性ホルモンの分泌を低下させてしまう要因になります。女性ホルモンの分泌は、乳腺を発達に密接な関係があります。
そして、上下に激しく動く運動は、胸を支えるクーパー靭帯が切れてしまう可能性があり、胸が垂れてしまう原因になります。
クーパー靭帯は、一度切れてしまうと修復されないと言われていますので、運動方法には気をつけましょう。
有酸素運動をするなら、ジョギングよりもウォーキングが安心です。また、上下の刺激を抑えるために、スポーツブラの着用をオススメします。
筋力トレーニング
筋力トレーニングは、胸にダメージを与えずダイエットを効果的に行うためにオススメの方法です。
筋力トレーニングで筋肉量を増やすことで基礎代謝量を上げることができます。また、気になる部位の引き締め効果が期待できます。
そして、胸にある大胸筋は胸の土台になっている部位です。腕立て伏せで大胸筋を鍛えることで、胸の形を整える、胸の血流が良くなる効果が期待できます。
ヨガ
ヨガには、血行促進・リンパの流れを良くする・ホルモンバランスを整える・自律神経を整える・心の安定など、心身に効果的なものです。これら期待できる効果は、ダイエットや胸に良いものばかりです。
また、肌の調子を整えてくれる効果も期待できるので、キレイになりたい人にぴったりです。
ピラティス
ピラティスは、体幹(インナーマッスル)を鍛えることを目的にしたものです。体幹を鍛えることで姿勢・骨盤の歪みの改善が期待できます。
そのため、血流の促進、代謝促進、ホルモンバランスを整えることにつながります。ピラティスもまた、ダイエット・胸共に良いエクササイズと言えます。
ストレッチ
ストレッチは、筋肉を伸ばすことで血行促進や可動域が広がり、代謝促進が期待できます。また、リンパの流れを良くする作用があるので、胸を小さくせずにダイエットできます。
お風呂あがりの筋肉が温まっているタイミングでストレッチを行うとより効果的です。
リンパマッサージ
リンパの流れが滞ってしまうと、皮膚のたるみ・血流の低下により痩せにくい、胸が小さくなってしまうことにつながってしまいます。そこでオススメなのがリンパマッサージ。
リンパは、ストレッチなど筋肉を動かすことで流れを促進することができますが、リンパマッサージを合わせて行うことでより効果的です。
運動が苦手・継続できないという人は、場所を選ばずにできるリンパマッサージから始めるのも良いでしょう。
姿勢を良くする
姿勢が悪いと、首周りの血流が悪くなったり、内臓を圧迫させ働きが低下してしまう原因になります。姿勢を正すことで血行やリンパの流れが良くなりダイエット効果や、胸に栄養が運ばれるようになります。
リラックスした時間を作る
ストレスは、ホルモンバランスを崩してしまう原因になります。
一生懸命ダイエットをすることは悪いことではありませんが、継続的にストレスを感じてしまうなら、少し肩の力を抜いてやりましょう。
お風呂にゆっくり入る、ストレッチをする、十分な睡眠をとるなどはダイエットに良いだけでなく、ストレス解消・リラックス効果も期待できます。心のケアにも目を向けましょう。
まとめ
ダイエットをしても胸が小さくならない、垂れないようにするためには、正しいダイエットをすることでほとんどが解決できます。
1日でも早く痩せたい気持ちはわかります。しかし、体調を壊してしまうような無理なダイエットは胸にも悪影響なので避けるようにしましょう。