チョコレートのダイエット効果は嘘?痩せたい人の正しい食べ方

チョコレートダイエット

甘いものが好きな人は、ダイエット中でも食べたいものですよね。甘いものが好きな人の中でも人気のチョコレート。

いかにも太りそうなイメージがありますが、チョコレートも食べ方に工夫をすれば、ダイエット中でも食べても大丈夫。むしろダイエットの味方になります。

今回は、ダイエット中のチョコレートの食べ方をご紹介します。

目次

チョコレートのカカオは栄養たっぷり

チョコレートダイエット栄養

チョコレートがダイエットに役立つ理由、それはチョコレートの原料であるカカオ。

カカオは、ビタミンE・ナイアシン・カルシウム・マグネシウム・亜鉛・リンといったビタミンやミネラル、そして食物繊維と栄養素がたくさん含まれていて、とても優秀な食べ物です。

カカオから作られたチョコレートは、江戸時代には薬用として用いられていたほどです。

チョコレートの効果は?

では、カカオにはどのような効果があるのでしょうか?

カカオポリフェノールで抗酸化作用

カカオに含まれているポリフェノール『エピカテキン』。カカオポリフェノールは、血流を改善し抗酸化作用があるので、冷え性や美肌作りなど、女性には嬉しい効果が期待できます。

また、血糖値上昇を抑制する働きがあるので、ダイエットや糖尿病予防としても注目されています。

カカオの脂肪分は太りにくい

チョコレートは脂肪分も多いので、太りそうなイメージが有りますが、カカオの脂肪分は吸収率が低いために体脂肪になりにくいです。

リラックス効果

カカオポリフェノールには、ストレスを和らげる効果があります。

またカカオに含まれているテオブロミンという成分には、自律神経を整える働き、フェニルエチアミンは、恋愛時の「ときめき」と似た高揚感をもたらします。

これだけでなく、チョコレートの香りには、脳内物質であり『快楽物質』ドと呼ばれるドーパミンを分泌させる作用があり、チョコレートが精神面に良い影響を与えます。

集中力・記憶力アップ

チョコレートの香り成分には、大脳皮質を刺激し、集中力や記憶力を上げる効果があります。

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ダイエットに役立つチョコレートの食べ方・選び方

チョコレートダイエット食べ方

チョコレートは、栄養素が豊富で様々な効果が期待できる食べ物です。しかし、チョコレートならなんでも良いわけではありません。

カカオの多いビターチョコレート

ダイエットに役立てるなら、カカオが多く含まれているビターチョコレートにしましょう。

目安は、カカオ含有量が70%以上のものです。カカオの少ないチョコレートには、砂糖やミルクが多く含まれていてカカオ成分も少ないので、カカオの効果は薄くダイエットには不向きです。

カカオ含有量が80%、90%のチョコレートも販売されていますが、苦味も増します。好みで選びましょう。

1日に食べる量は50g

1日に食べるチョコレートの量は、50gを目安にしましょう。板チョコなら半分、ひとくちチョコなら4粒程度です。体に良いチョコレートも、食べ過ぎは太る原因になりますので注意です。

食べるタイミング

チョコレートは、食前・朝目覚めた時、間食など、目的に合わせてこまめに食べるのが良いです。

食前20分前に少量のチョコレートを食べれば、程よく血糖値が上がり食べ過ぎ防止になります。

時間がなく朝食をゆっくり食べられないという人は、朝にチョコレートを少量を食べれば、脳のエネルギーになります。

そして、間食には、スナック菓子などを食べるならチョコを一口つまんだほうが、食欲も抑えられて栄養補給にもなります。

チョコレートはゆっくり食べる

美味しいからと早食いしてしまうと、食べ過ぎにもつながってしまいます。チョコレートはゆっくり味わって食べましょう。これだけでも満足感に差がでます。

栄養バランスの良い食事が基本

チョコレートを食事代わりにするのはNG。基本は、栄養バランスの良い食事が基本となります。これらにチョコレートをこまめに食べる事で、食べ過ぎを防止します。

チョコレートとダイエットの噂

チョコレートには様々な効果が期待できるのですが、それでも気になる噂もあります。

チョコレートのダイエット効果は嘘?

『低炭水化物ダイエットにチョコレートを組み合わせることでよりダイエット効果が得られる』との論文が発表されました。そしてこの論文をヨーロッパのメディアは取り上げました。

しかし、この内容は嘘であったことがわかりました。

この論文を作成したのは海外のあるジャーナリストですが、嘘の論文を発表した理由は、メディアの能力を露呈させることなのだそうです。

この『低炭水化物ダイエットにチョコレートの組み合わせ』が痩せるという内容は科学的根拠のない嘘ものですが、チョコレートの効果は本当であり、ビターチョコレートは、医学的にその効果が証明されています。

チョコレートとニキビの関係

チョコレートを食べるとニキビができる」と昔からよく言われています。しかし、チョコレートとニキビには無関係です。

これは研究により証明されていて、科学的根拠の無いものです。

ニキビができる原因は、炭水化物や砂糖の糖質の摂り過ぎが原因と言われています。つまり、チョコレートでニキビができるというより、チョコレートに含まれている糖質がニキビの原因となっていると考えられます。

ですから、砂糖を多く含んだチョコレートよりもカカオが多く含まれているチョコレートを食べたほうが、ニキビの不安を持たなくても良いでしょう。

どのチョコレートもカロリーが高い

ミルクチョコレートのような砂糖を多く含んだものよりも、カカオ含有量70%以上のチョコレートをお勧めしましたが、カロリーを見ると差はありません。

カカオ含有量70%以上のチョコレートは糖質が少ないのですが、カカオバターの脂質が多くカロリーが高くなっています。しかし、この油分は、太りにくい脂質ですので、カロリーだけを気にする必要はありません。

もちろん食べ過ぎは太る原因になりますので注意が必要ですが、定量なら同じカロリーでもカカオ含有量70%以上のチョコレートを食べたほうが良いのです。

まとめ

いかがでしたか?チョコレートは、痩せる効果がある、というよりも食べ過ぎ防止に役立つ食べ物です。また、美容効果やリラックス効果があるので、綺麗に痩せたい人にはピッタリの食べ物です。

もちろん食べ過ぎは良くありませんが、食べる量やタイミングに気をつければ、ダイエット中の美味しい食べ物に変わります。

甘いものが食べたい、チョコレートが止められないという人は、参考にしてみてくださいね。

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