カラダの冷えは、ダイエットには大敵。体温が1℃違うと、基礎代謝量が12%も差があると言われています。また、冷えは様々なカラダの不調にもつながってしまいます。
カラダを温めて痩せ体質にするためにオススメなのが、生姜紅茶。生姜も紅茶もカラダを温めてくれる食品で相性の良い組み合わせです。
今回は、生姜紅茶のダイエット効果と飲み方をご紹介します。
生姜紅茶でダイエットできる理由
生姜紅茶は、太る原因のひとつ「冷え」を改善し体温を上げることで、痩せやすい体質に変えるダイエット方法です。
冷えの原因になっているのが、体内に余分な水分があるためです。余分な水分を排出することで、冷えの原因を解消し体温を上げます。
体温が1℃上がると基礎代謝は12%上がると言われています。つまり体温を上げることで、今よりも消費カロリーがアップするのです。
生姜のダイエット成分
生姜のダイエット効果が期待できる成分は、辛み成分である、ジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンです。
ジンゲロール
ジンゲロールは、生の生姜に多く含まれている成分です。血管を拡張し血液の流れを良くするため、代謝促進効果が期待できます。
その他にも、コレステロールの低下、免疫力向上、抗酸化作用などが期待できる成分です。
ショウガオール
ショウガオールは、生の生姜にも含まれていますが、加熱または乾燥させることでジンゲロールから変化し増えることがわかっています。
ショウガオールにも血管を拡張し血流を良くする働きがありますが、ジンゲロールよりもカラダを温める作用が高いと言われています。
ジンゲロン
ジンゲロンは、生姜に少量含まれている成分です。ジンゲロンも生姜を加熱または乾燥させることで増えることがわかっています。ダイエット効果が期待できる成分です。
紅茶のダイエット成分
カフェイン
カフェインには、血行促進作用や利尿作用があります。
陽性食品
東洋医学の考えでは、カラダを温める食べ物・飲み物(陽性食品)、冷やす食べ物や飲み物(陰性食品)と分けられます。紅茶は陽性食品のため、カラダを温める飲み物になります。
紅茶と同じくカフェインを含む飲み物には、コーヒーや緑茶がありますが、これらは陰性食品で体を冷やす飲み物になっています。カラダを温める目的ならば、紅茶が良いと考えられます。
生姜紅茶で期待できる効果は?
冷えの改善
体内の余分な水分は、体を冷やし血流を悪化させてしまいます。
生姜紅茶は、体を温める作用や利尿作用があるため、体温の上昇、余分な水分を排出してくれます。
むくみの改善
生姜紅茶は、体を温め体内の余分な水分を排出するため、浮腫の改善にもなります。
下半身太り改善
下半身太りの原因のひとつに、下半身に余分な水分が溜まっていることがあげられます。下半身に余分な水分が溜まってしまうと、冷えを招き血流が滞ってしまいます。
下半身の余分な水分を排出することで、血流が改善され下半身太りの改善につながります。
生理不順の改善
下半身の冷えは、子宮のまわりの血流にも悪影響を与えます。余分な水分を排出し体温を上げることで機能が改善され、生理不順や生理痛の解消も期待できます。
美肌効果
体温が上がり血流が良くなれば、新陳代謝も改善されます。そのため、肌の調子を整えることも可能になります。
生姜紅茶ダイエットはすぐ痩せられる?
生姜紅茶は、様々な効果によりダイエットにも良い飲み物です。そこで気になるのが、どのくらいの期間飲むとダイエット効果が現れるのか?
生姜紅茶を飲んだ人によると、1〜2日で1kg減っている人が多いようです。これは、体内の余分な水分が排出されたことが理由のようです。
余分な水分が排出されると体温の上昇により代謝が上がり、少しずつ体脂肪にも変化が見られるようです。
数日で体重の変化が見られますが、体脂肪を減らすためには、継続的に飲み続けること、そして代謝を上げる食事や運動を加えることが大事なようです。
生姜紅茶を飲む回数・タイミングは?
生姜紅茶を1日に飲む回数は、2〜6回が良いようです。
ただし、こんなにも飲めないという人は、まずは1日1杯から始めましょう。
オススメのタイミングは、朝起きた時です。そして飲む回数が増やせるようなら、お風呂の前にも飲むようにしてみましょう。
朝の起床後
起床後は、まだ内臓も起きていない状態。このタイミングで生姜紅茶を飲むことで、内臓を目覚めさせ、カラダの老廃物の排出を促すことが可能になります。
お風呂に入る前
お風呂に入りカラダを温めることで代謝が上がることはよく知られています。
お風呂の前に生姜紅茶を飲んで代謝を上げることで、入浴による代謝促進効果を更に高めることが可能になります。
生姜紅茶の作り方
生姜紅茶の作り方はとても簡単です。紅茶にすりおろした生姜を小さじ1〜2杯入れるだけです。
紅茶は、ティーバッグのものでも良いですし、生姜をすりおろすのが面倒という人はチューブ式のものでも良いです。
甘味料が欲しい時は?
生姜紅茶は飲みにくい、甘みがほしいという人は、黒糖かハチミツを加えると良いでしょう。
黒糖やハチミツは、白砂糖に比べミネラルが多く含まれています。また、色の濃い食べ物は陽性食品になるため、黒糖や色の濃いハチミツを選ぶほうがカラダを温める作用が期待できます。
紅茶以外にオススメの組み合わせは?
紅茶が苦手、カフェインが気になるという人もいるかもしれません。
そこでオススメなのが、白湯に生姜を加えた「生姜白湯」がオススメです。
白湯もカラダを温め代謝を促進する効果が期待できる飲み物なので、生姜と相性の良い飲み物です。
また、ココアと生姜の組み合わせ「生姜ココア」も良いでしょう。
ココアには、血流の促進、脂肪吸収の抑制効果が期待できる成分を含んだ飲み物で、そのダイエット効果が注目されている組み合わせです。
まとめ
生姜紅茶は、水太りや、冷えによる低体温の人に良いダイエット方法です。
冷え・低体温の改善は、ダイエット効果だけでなく健康面や美容面にも良い影響を与えます。キレイ痩せのために参考にしてみてくださいね。