寝る前はちみつダイエットで18キロ減?!嘘のようでホントに痩せる方法!

寝る前はちみつダイエット

寝る前に食べたら太る、というのはダイエットの常識です。しかし、寝る前にとることで痩せることができる方法があります。

それが、寝る前はちみつダイエットです。このダイエット方法で18キロも痩せた人もいます。

そこで今回は、寝る前はちみつダイエットの方法をご紹介します。

目次

寝る前はちみつダイエットとは

寝る前はちみつダイエットとは、その名の通り、寝る前にはちみつを摂取するもので、イギリスで人気となったダイエット方法です。

一般的なダイエットの考え方では、寝る前に食べたものは脂肪として蓄えやすく太りやすいとしています。

その中でも糖質は脂肪になりやすいので、夕食は糖質を減らす工夫をしている人も多いです。

しかし、一般的なダイエット法に反して、寝る前にはちみつを摂取することで脂肪燃焼につながるというのです。

このダイエット法を考案したのは、イギリスの薬剤師マイク・マッキネス氏。10年間、肝臓の生態・機能を調べ『寝る前はちみつダイエット』が開発されました。

正式名は『ハイパーネーション・ダイエット(The Hibernation Diet)』。日本では、翻訳され『冬眠式プラスハチミツダイエット』が出版されています。

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実際に試したという訳者は、この方法で18キロのダイエットに成功しています。

寝る前はちみつダイエットはなぜ痩せる?

はちみつは、栄養価の高く、白砂糖よりも低カロリーな天然の甘味料です。

しかし、はちみつの80%は糖質(ブドウ糖や果糖)です。

寝る前に糖質の多いはちみつを口にすると太りそうですが、痩せる理由には、睡眠時に多く分泌される成長ホルモンが関係しています。

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成長ホルモンとは

成長ホルモンは、脳の下垂体(かすいたい)から分泌されているホルモンです。

成長ホルモンは、自律神経の副交感神経が優位になっている夜や睡眠時間に多く分泌されます。

その働きは、骨・筋肉・皮膚の成長・強化、たんぱく質・脂質・糖質の代謝を促進します。

修復にはエネルギーが必要

成長ホルモンが分泌されると、体脂肪を燃やしてカラダの修復作業が行われます。

成長ホルモンを分泌するには、脳に十分なエネルギー(ブドウ糖)が必要になります。そこで脳は、肝臓に貯蓄されたブドウ糖を使いエネルギーにします。

しかし、エネルギー(ブドウ糖)不足になると、成長ホルモンの分泌は行えず体脂肪を燃やすこともできません。

また、ストレスホルモンを分泌によって、筋肉を分解しブドウ糖を作り出します。しかし、筋肉を分解し作られたブドウ糖では成長ホルモンが分泌されにくいのです。

その結果、代謝はうまく行われず、筋肉は衰えることになってしまうのです。

はちみつでエネルギーを補給

寝る前にはちみつを摂ることで、睡眠時の成長ホルモンの分泌が円滑に行われ、体脂肪がしっかり燃焼されるというわけです。

成長ホルモンと睡眠の質

寝る前はちみつダイエットは、成長ホルモンをしっかり分泌させることが大きなポイントになります。

この睡眠時に成長ホルモンを分泌させるには、睡眠の質が重要になります。

成長ホルモンが多く分泌されるのは、深い眠りの時の時です。眠りが浅かったり、深い眠りの時間が短いと成長ホルモン分泌も少なくなってしまいます。

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寝る前はちみつダイエットの基本的な方法

寝る前はちみつダイエットの基本的な方法は、以下のようになります。

寝る1時間前にはちみつを摂る

成長ホルモンが多く分泌する時間に合わせるために、寝る1時間前にはちみつを摂りましょう。

量は大さじ1杯程度。そのまま舐めても良いですし、お湯に溶かして飲んでも良いです。

天然はちみつにする

販売されているはちみつの中には、人工甘味料や糖分が含んだ『加糖はちみつ』や、製造過程で加熱され栄養価が失われているものもあります。できるだけ天然はちみつを使用しましょう。

糖質ならはちみつ以外でも良いと思われる人もいるかもしれません。

はちみつは、甘味料の中でも短時間で効率よく脳のエネルギーになること、ビタミンB群など脂肪燃焼に必要な栄養が含まれています。

その中でも天然はちみつは、栄養価が高いので、このダイエット法に適しています。

質の良い睡眠をとる

成長ホルモンが十分に分泌されるために、質の良い睡眠が必要です。そのために以下のことに気をつけてみましょう。

十分な睡眠時間の確保

6~7時間は寝るようにしましょう。睡眠時間が確保するのが難しい人も、4時間は寝るようにしましょう。

これは、眠りについてからの4時間は、睡眠時の中でも最も眠りが深くなっている時間だからです(徐波睡眠)。

この時間に成長ホルモンが最も分泌されているので、最低でも4時間は確保できると良いでしょう。

22~2時には寝る

22時から2時までの間は、成長ホルモンが多く分泌される時間(ゴールデンタイム)と言われています。寝る前はちみつダイエットをするなら、夜更かしはしないようにしましょう。

カフェインは避ける

カフェインは、覚醒作用があり、睡眠を妨げてしまいます。その効果は、4~6時間持続されると言われています。夜は、カフェインの多いものは避けましょう。

就寝3時間前に食事を済ます

胃の中に食べたものが残っていると睡眠の妨げになってしまいます。寝る3時間前に食事を済ませることが理想です。

3時間前に済ませることが難しい人は、消化の良いものや量を調整しましょう。

お風呂に入る

入浴後の湯冷めで体温が下がると、睡眠を促してくれます。熱めのお風呂は、交感神経が高まり逆効果になってしまうので、40℃程度が良いです。

毎日決まった時間に起床・就寝

生活リズムを一定にすることで、睡眠の質もよくなります。

寝る前はちみつダイエットで太った・失敗したワケ

寝る前はちみつダイエットでダイエット効果を実感している人は多いです。

また、『冬眠プラスハチミツダイエット』を翻訳された方は、実際に18キロのダイエットに成功しています。

しかし、このダイエットで逆に太ってしまった人がいます。その原因は、普段の食事に問題があるようです。

栄養バランスの良い食事

寝る前はちみつダイエットは、栄養バランスの良い健康的な食事が基本になっています。このネーミングから、「寝る前にハチミツを摂るだけで痩せ」と誤解されているようです。

カロリーの過剰摂取や栄養不足は、太る原因です。適度な食事を心がけましょう。

夜は糖質を控えめにする

はちみつの80%は糖質です。そのため、これまでの通りの食事にはちみつを加えれば、糖質の過剰摂取になり、太る原因になります。

夜にはちみつをとるので、夜は炭水化物など糖質が多く含まれているものは控えめにして調整しましょう。

本質は『睡眠』

これもネーミングからのイメージで見逃しがちですが、寝る前はちみつダイエットの本質は、『睡眠の質を上げて成長ホルモンを分泌させる』ことです。

夜更かしや不規則な生活では、睡眠の質は下がってしまい、成長ホルモンも十分に分泌されません。睡眠の質を良くするために生活を見直しましょう。

まとめ

寝る前はちみつダイエットは、脂肪燃焼の働きを持つ成長ホルモンの分泌をサポートするダイエット方法です。

そして、はちみつをとるだけでなく、栄養バランスの良い健康的な食事と十分な睡眠が重要になります。

食事と睡眠を疎かにしてしまうと、ダイエット効果が実感できないばかりか、太ってしまう原因になってしまうので注意しましょう。

睡眠とダイエット・美肌については、以下の記事で詳しくご紹介しています。

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