ヨーグルトは、腸内環境を整える食品で、毎日食べている人もいるのではないでしょうか。
では、そのヨーグルトはどのようにして食べていますか?
冷えたまま食べているなら、今日からホットヨーグルトにしてみませんか?ホットヨーグルトは、ダイエット効果や腸内環境を整え美肌効果も期待できる食べ方です。
今回は、ホットヨーグルトのダイエット効果と食べ方をご紹介します。
ホットヨーグルトとは?
ホットヨーグルトは、料理研究家の村上祥子さんが考案した健康レシピです。ヨーグルトにはちみつを混ぜてレンジで温めるだけ。誰にでも簡単に作れてしまいます。
ホットヨーグルトの効果は?
では、ホットヨーグルトの効果はどのようのなものがあるのでしょうか。
便秘の改善
ヨーグルトを温めると腸内が冷やされることがないので、ヨーグルトに含まれている乳酸菌の活動が活発になります。
乳酸菌には、腸内環境を整える作用があるため、便秘解消に効果があります。また、大食いなのに太らない人の腸内は、乳酸菌が通常の2倍という傾向があるため、ダイエット効果も期待できます。
美肌
腸内環境が乱れていると、お肌にも影響があります。ホットヨーグルトは、腸内環境を整えるので、美肌効果を期待できます。
カルシウム吸収アップで脂肪分解
温かいヨーグルトにすることで、ヨーグルトのカルシウムの吸収率が上がります。カルシウムといえば、骨を作るために必要な栄養素というイメージが強いかもしれませんが、ダイエットにも深い関わりがあります。
カルシウムが不足していると、副甲状腺ホルモンが脂肪を蓄ようと働きます。そのため痩せにくく太りやすい体質を作ってしまいます。
カルシウムの吸収率が上がることで、副甲状腺ホルモンの分泌を抑え、脂肪を分解する事ができます。
代謝が上がる
腸内環境が整うことや、温かいものを食べることで基礎代謝が上がります。痩せやすい体質を作ってくれます。
ホットヨーグルトの作り方
ホットヨーグルトは、とても簡単に作れます。
1.プレーンヨーグルト100mlにハチミツ大さじ1杯を入れる
2.電子レンジで30秒〜1分温める。
3.取り出してよく混ぜる。
ホットヨーグルトを作る時の注意点
ホットヨーグルトは簡単に作れますが、注意したい点があります。これを間違えると効果を得られないので気をつけましょう。
ヨーグルトは人肌程度に温める
ヨーグルトを温め過ぎてはいけません。加熱し過ぎると乳酸菌が死んでしまいます。乳酸菌が活発になるのは40℃程度なので、人肌程度を目安にしましょう。
ハチミツで乳酸菌が増える
ハチミツに含まれているオリゴ糖は、乳酸菌のエサになります。ハチミツを加える事で乳酸菌の働きをアップします。
また、ハチミツには、ビタミン・ミネラル・アミノ酸・ポリフェノールが含まれているので、美肌作りにも効果が期待できます。
プレーンヨーグルトを選ぶ
ヨーグルトは、砂糖を含んでいないプレーンヨーグルトを使いましょう。食べにくいと感じる人は、ハチミツの量を調整すれば、甘さと栄養も摂取することができます。
ホットヨーグルトダイエットのやり方
ホットヨーグルトでダイエットする場合、食べ方やタイミングが重要です。
朝食を置き換える
3食のうち、朝食をホットヨーグルトに置き換える方法です。1日の摂取カロリーを抑えることができますし、朝は食欲がないという人に適しています。
テレビ番組でホットヨーグルトダイエットに挑戦したタレントの山田花子さんは、朝食をホットヨーグルトに置き換える方法で、1ヶ月半で6.6キロのダイエットに成功しています。
夜に食べる
夜に食べることで、カルシウムが睡眠中に分泌される成長ホルモンを促進してくれます。食べるタイミングは、寝る2時間前。夕食の時間が遅い人にオススメ。
通常の夕食にホットヨーグルトを食べるとカロリー過多になってしまうので、夕食を軽めにしてホットヨーグルトを食べるなど、工夫しましょう。
便秘解消なら食後
空腹時にホットヨーグルトを食べると、胃酸で乳酸菌が死んでしまうので、胃酸の少ない食後が効果的です。
ホットヨーグルトダイエットの注意点
ホットヨーグルトダイエットを行う時の注意点があります。
1日の摂取量
ダイエット効果や便秘解消効果があるからと、たくさん食べたくなるかもしれませんが、多く食べても効果は変わりません。1日の摂取量は、120〜150g程度にしましょう。
栄養バランスのとれた食事
基本は栄養バランスの取れた食事を摂ることです。体に必要な栄養の不足は、痩せにくく太りやすい体質になります。
ホットヨーグルトを美味しく効果的にするレシピ
ホットヨーグルトの体験者の感想を見ると、味が苦手という声もありました。
通常ヨーグルトは冷やして食べるので、温かいヨーグルトには抵抗がある人もいるようです。
そこで、食べやすくするためにホットヨーグルトにもう一品加えて、美味しく、そして効果を上げるレシピをご紹介します。
ホットヨーグルトに生姜
出典:クックパッド
生姜は、カラダを温めて基礎代謝を上げる効果が期待できる食材。ホットヨーグルトと合わせて更に代謝を上げましょう。
ホットヨーグルトときな粉
出典:クックパッド
きなこには、たんぱく質やビタミン・ミネラルが含まれています。また大豆イソフラボンも摂取できて、ダイエットする女性には嬉しい食材です。
ホットヨーグルトと豆乳
出典:クックパッド
豆乳も大豆イソフラボンが含まれています。カロリーカットのためにも無調整豆乳を選びましょう。
ホットヨーグルトとゴマ
出典:クックパッド
黒ゴマには、たんぱく質・ビタミン・ミネラルが豊富。美肌効果やアンチエイジングが期待できる食材です。また、ゴマリグナンという成分が含まれていて、脂肪燃焼を促進してくれる働きがあります。
ホットヨーグルトとリンゴ
出典:クックパッド
りんごに含まれているペクチンなどの食物繊維で整腸作用、ビタミンCで美肌効果が期待できる食べ物です。温めることで甘みも増します。
ホットヨーグルトとココア
出典:クックパッド
ココアに含まれるポリフェノールでアンチエイジング・脂肪吸収を抑制・代謝促進など美容やダイエットに嬉しい効果があります。
ホットヨーグルトにトマト
出典:クックパッド
ホットヨーグルトにトマトという意外な組み合わせですが、美味しいと評判です。トマトに含まれているリコピンで美肌効果を促進します。トマトジュースにオリーブオイルを入れる方法もオススメです。
ご紹介した組み合わせをアレンジしても美味しく頂けます。ホットヨーグルトにココアと黒ゴマ、または黒ゴマときな粉など。アレンジして自分にあった組み合わせを探してみてください。
ただし、いろいろ組み合わせるとカロリーも増えるので、摂取カロリーや食べる時間帯は考慮してください。
まとめ
いかがでしたか?ヨーグルトは、そのまま食べてもカラダに良い食べ物ですが、温めることでより効果が上がります。簡単に作れるので、興味のある方は、一度試してみてください。
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