カロリーメイトは、1983年に発売され、今なお支持されている人気商品です。
このカロリーメイトでダイエットする『カロリーメイトダイエット』で痩せることができたという口コミが見られます。
そこで今回は、カロリーメイトを使ったダイエットの方法とその効果をご紹介します。
カロリーメイトのカロリー・栄養
カロリーメイト(プレーン) ブロックタイプ2本あたりの栄養素
エネルギー | 200kcal | 200kcal | 200kcal |
たんぱく質 | 4g | 8.2kcal | 10g |
脂質 | 11g | 4.4g | 4.4g |
糖質 | 20.9g | 31.2g | 28.6g |
食物繊維 | 1g | 2g | 2.5g |
ナトリウム | 140mg | 67mg | 290mg |
カリウム | 55mg | – | 140mg |
カルシウム | 100mg | 210mg | 70mg |
マグネシウム | 25mg | 50mg | 26mg |
リン | 40mg | 190mg | 100mg |
鉄 | 1.25mg | – | 1.3mg |
ビタミンA | 112.5μg | 385μg | 225μg |
ビタミンD | 1.25μg | 2.8μg | 2.5μg |
ビタミンE | 2mg | 3.2mg | 4mg |
ビタミンB1 | 0.25mg | 0.6mg | 0.5mg |
ビタミンB2 | 0.3mg | 0.7mg | 0.6mg |
ナイアシン | 2.75mg | 6.5mg | 5.5mg |
ビタミンB6 | 0.25mg | 0.7mg | 0.5mg |
ビタミンB12 | 0.5μg | 0.7μg | 1μg |
葉酸 | 50μg | 120μg | 100μg |
パントテン酸 | 1.4mg | 2.4mg | 2.8mg |
ビタミンC | 20mg | – | 40mg |
カロリーメイトには、ブロックタイプ・ゼリータイプ・ドリンクタイプの3種類があります。
今回は、ブロックタイプはプレーン味、ゼリータイプはフルーティミルク味、ドリンクタイプはカフェオレ味を比較しています。
カロリーメイトダイエットの方法は?
置き換える
カロリーメイトダイエットの基本的な方法は、1食もしくは2食をカロリーメイト1〜2本に置き換えるものです。
時間帯は、朝食もしくは夕食を置き換えます。朝食が1食500kcalだった場合、カロリーメイト2本(200kcal)に置き換えると摂取カロリーを300kcal抑えることができます。
水と一緒に摂取する
カロリーメイトダイエットのもうひとつのルールは、水と一緒に摂取すること。
カロリーメイトを食べるときに水を飲めば満腹感を促してくれるためです。更に満腹感を高めるために、炭酸の飲み物が良いようです。
カロリーメイトダイエットのメリットは?
購入しやすい
カロリーメイトは、コンビニやスーパーで取り扱っているので簡単に購入できます。また100〜200円と低価格であることも、ダイエット食として人気の理由です。
カロリー計算しやすい
ダイエットのためにカロリー計算している人も多いと思います。でも、カロリーを調べるとってとても面倒な作業。
カロリーメイトは、ブロックタイプ(2本)、ゼリータイプ、ドリンクタイプ共に200kcalなので、カロリー計算がとても簡単で管理しやすいのが特徴です。
種類が豊富
カロリーメイトは、ブロックタイプ、ゼリータイプ、ドリンクタイプの3種類と豊富。そして、それぞれ味も豊富に揃えられています。
<ブロックタイプ>
- プレーン
- チーズ味
- フルーツ味
- チョコレート味
- メープル味
<ゼリータイプ>
- フルーティミルク味
- アップル味
- ライム&グレープフルーツ味
<ドリンクタイプ>
- カフェオレ味
- コーヒー味
- ココア味
- コーンスープ味
飽きずにおいしく食べられることがダイエットに使用される理由にもなっています。
カロリーメイトダイエットの効果は?
カロリーメイトダイエットで痩せたという声は数多くあります。1食または2食をカロリーメイトに置き換える基本的な方法で1ヶ月で2〜5キロ痩せたという口コミが多く見られています。
しかし、痩せた人たちの中には、体調を崩している人も見られます。
短期的には痩せていますが、長期的に見た時、体重が元に戻る人や体調を壊してしまっています。痩せることができてもダイエットに成功したとは言えないでしょう。
カロリーメイトダイエットの注意点
便秘になる
口コミで多く見られるのが、便秘になったというものです。
カロリーメイトは、栄養素がバランスよく含まれていますが、食物繊維は少ないため。また、食事量が減ることも原因と考えられます。
たんぱく質が不足する
たんぱく質は、ダイエットだけでなくキレイなカラダ作りに欠かせない栄養素です。1日に必要なタンパク質量は体重×1〜1.2。体重が50キロの場合、50〜60gは必要とされています。
たんぱく質は、筋肉や肌を作るために大事な栄養素。カロリーメイトに偏った食事では、たんぱく質が不足してしまいます。
また、たんぱく質は、食欲を抑える効果もあります。たんぱく質を十分に摂取している人は、そうでない人に比べ食事量が減るという研究結果もあります。
たんぱく質の重要性については、こちらの記事を参考にしてください。
咀嚼回数が少なくなる
ブロックタイプのカロリーメイトは、クッキーのような食感のため、噛む回数が自然と少なくなります。
ゼリータイプやドリンクタイプに至っては噛む必要がありません。噛む回数が少ないと満足感を得にくくなるため、食欲が抑えられず過食につながります。
カロリーメイトは栄養補助に
カロリーメイトは、ダイエット食品ではなく、あくまでも栄養調整食品という位置づけです。短時間で効率よく栄養を補給するためです。
ダイエットや健康には、肉・魚・豆類・卵・野菜・海藻類などをバランスよく食べて栄養を摂取することが大事です。カロリーメイトの公式サイトでも以下のように答えています。
カロリーメイトだけを食べて、1日の栄養を摂取することはお勧めしません。 日常の食生活においては、栄養バランスの良い食事を規則正しく摂ることが基本です。 カロリーメイトは、五大栄養素を含む栄養調整食品ですが、あくまでもお食事の補助としてご利用いただくことをお勧めします。
カロリーメイトに関するよくあるご質問|大塚製薬
カロリーメイトおすすめの食べ方
本サイトでは、栄養バランスの良い食事と運動を基本と考え、ダイエットのためにカロリーメイトを使用する場合、以下の3点をオススメします。
食事をする時間がない時
朝は忙しくて食事を時間がない。でも食べないと空腹で元気が出ない、昼食を食べ過ぎてしまう。そのような人は、カロリーメイトを1〜2本食べましょう。
菓子パンだけで食事を済ましている
菓子パンだけで食事を済ませていませんか?
菓子パンは糖質と脂質が多く高カロリー、そしてカラダに必要な栄養はほとんど含まれていません。
バランスの良い食事にすることがいいのですが、いきなり変えるのは大変かもしれません。まずは、カロリーメイトに変えてみましょう。
間食のお菓子がやめられない
間食に甘いお菓子を食べてしまう、なかなか止められない。そのような人は、まずはカロリーメイトにすることからはじめましょう。
カロリーメイトも決してカロリーが低い食べ物ではありませんが、ビタミン・ミネラルを補給できます。
甘いお菓子がやめられない理由は、砂糖を摂り過ぎている可能性もあります。こちらの記事も参考にしてください。
⇒甘いものを食べ過ぎるのは砂糖依存症 砂糖断ちでマイナス5kg
まとめ
いかがでしたか?カロリーメイトを使ったダイエットで痩せたという口コミがありますが、短期間で痩せることができても体調を崩したり、リバウンドをしてしまう人も少なくないです。
カロリーメイトはあくまでも食事の補助として利用し、基本は栄養バランスの取れた食事をしましょう。
カロリーメイトと同じ大塚製薬から販売されているSOYJOYも、ダイエット食品として利用している人もいます。
SOYJOYを使ったダイエットについては、こちらでご紹介しています。
置き換えダイエットで失敗しないために、以下の記事も合わせて読んで、正しいダイエット方法に役立ててください。