カレーダイエット?!医師がオススメの痩せる方法と効果!

カレーダイエット

カレーは高カロリーでダイエットには不向きと思われていますが、カレーを食べてダイエットできるといいます。実際にカレーダイエットで有名人が痩せていたり、痩せたという口コミも見られます。

今回は、カレーでダイエットできる理由、そしてその方法と効果についてご紹介します。

目次

カレーダイエットを推奨している医師は?

カレーダイエットを推奨しているのが、漢方医学者の丁宗鐵(ていむねてつ)医師。丁宗鐵医師は、東京都日本橋にある百済診療所の院長で、日本薬科大学教授でもあります。

著書には、『モーニングカレーダイエットは「リバウンド」知らず』(講談社+α新書)、『「カレーを食べる」と病気はよくなる  』(ビタミン文庫)、『病気にならない 朝カレー生活』 (中経の文庫) などがあります。

丁医師が勧めているのが、『朝カレーダイエット』。その名の通り、朝にカレーを食べることでダイエットができるというものです。丁医師は朝にカレーを食べて15キロ以上のダイエット(78kg→61kg)に成功しています。

朝カレーダイエットで痩せた有名人

有名人の中にも、朝カレーダイエットでダイエットに成功しています。

バービーさんは20キロのダイエットに成功

お笑い芸人のバービーさんは、テレビ番組で朝カレーダイエットに挑戦しています。

ダイエット前のバービーさんは、身長159センチで体重78キロ・体脂肪率が38%。

そこから朝カレーダイエットを行い85日目には、体重57キロ・体脂肪率20%台になりました。約20キロのダイエットに成功しています。

菅義偉官房長官は14キロのダイエットに成功

菅官房長官は、朝スープカレーダイエットで14キロのダイエットに成功しています。

テレビ番組で紹介された朝スープカレーダイエットを見て、ご自身も行った結果、4ヶ月で14キロのダイエットに成功しています。

当時短期間で痩せたことで、重病説まで飛び交ったそうです。もちろん、実際は健康的に痩せています。

カレーでダイエットできる理由と効果

スパイスの効能

カレーを食べて痩せられる理由のひとつは、カレーに使われているスパイスです。カレーには、複数のスパイスが使用されています。これらのスパイスには、体温が上がり、血流を良くして代謝を促進してくれる作用があります。

カレーに使われる代表的なスパイスとその作用をご紹介します。

ターメリック

日本ではウコンと呼ばれているターメリック。主に色付けに使われています。

ターメリックには、クルクミンと呼ばれるポリフェノールの一種が含まれていて、代謝促進・抗酸化作用・肝機能強化・消化機能促進などがあります。

クミン

エスニックな香りが特徴的なクミン。胃の活性化・食欲増進効果・リラックス効果・代謝促進などがあります。

コリアンダー

爽やかでスパイシーな香りが特徴。消化機能の活性化などがあります。

カルダモン

「香りの王様」とも呼ばれるカルダモン。口臭・体臭予防・血行促進・食欲増進・胃腸の活性化などがあります。

レッドペッパー(赤唐辛子)

カレーの辛みをつけるスパイス。レッドペッパーに含まれるカプサイシンによる血行促進・発汗作用などがあります。

シナモン

世界最古のスパイスと言われているシナモン。血行促進・抗酸化作用・リラックス効果などがあります。

オーススパイス

複数のスパイスを合わせてものではありません。シナモン・クローブ・ナツメッグを合わせたような香りを持つことが特徴。抗菌作用・リラックス効果・消化機能活性などがあります。

ご紹介したスパイスだけでも様々な効果が期待できることがわかります。

朝に食べて交感神経優位にする

カレーを朝食べることでダイエット効果が期待できます。

その理由は、自律神経と関係しています。

自律神経には、交感神経と副交感神経があります。睡眠時は、副交感神経が優位になっていてリラックス状態。日中の活動時には交感神経が優位となり、体温の上昇し代謝も上がります。

朝にカレーを食べることで、副交感神経優位の状態から交感神経へのスムーズに行われ、朝から代謝の高い状態で過ごすことができます。

丁医師によると、人によっては代謝が50%アップするそうです。

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朝カレーダイエットの方法

朝食はカレーにする

朝食をカレーにします。ダイエット中ですが、ごはんも食べてOK。カレーとごはんの量は、それぞれ200gにしましょう。

ごはん200gは、ボリュームがありダイエット中の人は心配かもしれません。しかし丁医師によると、以下の理由があるため食べたほうが良いそうです。

  • ごはんの糖質は、脳のエネルギーになり元気に過ごせる。
  • 無駄な食欲を抑える。
  • ごはんと一緒に食べることで代謝が更に上がる。

もちろん、食べ過ぎは良くありません。指定された量を守りましょう。

昼・夜は腹8分目

昼食・夕食には特別制限されるものはありません。気をつけることは腹8分目にすることです。

ただし、栄養バランスを考えたものにしましょう。

時間がないならカレー粉を加えるだけでもOK!

朝食を食べる時間がない人もいると思います。その場合は、スープや味噌汁にカレー粉を加えるだけもOKです。

レトルトカレーでもOK!

カレーを作る時間がない、料理が苦手という人もいると思います。その場合は、レトルトを使用してもよいです。レトルトカレーにもスパイスは使用されているため、その効果はあるようです。

朝カレーダイエットで太った?気をつけるポイントは?

朝カレーダイエットは、しっかり食べて痩せる方法なので、食べることが好きな人にピッタリのダイエット方法です。

しかし、朝カレーダイエットで太ってしまった人もいるようです。その理由と改善点をご紹介します。

カロリー・栄養過多

朝カレーダイエットをすることで、摂取カロリーが多くなり太ってしまう可能性があります。

市販のカレールーの原材料である小麦粉や砂糖、具にじゃがいも、そしてごはんを食べることで、必要以上のカロリー・糖質を摂取してしまうためです。

1日の栄養バランスを考えて朝カレーを取り入れる必要があります。

朝カレーダイエットで成功したバービーさんは、ごはんにこんにゃくを混ぜて糖質を抑えています。菅さんは、昼食に低カロリーの蕎麦を食べています。

辛口にする必要はない

レトルトを使用する場合、辛口にしたほうが痩せやすいのでは?と思われがちです。

しかし、辛口はレッドペッパーの量が多いだけで、レッドペッパーを多く摂取したからとスパイスの効果が高くなるわけでないようです。

また辛口よりも、甘口や中辛のほうがスパイスの種類を多く使用しているそうです。辛口が苦手な人は、無理をせずに自分にあったものを選びましょう。

カレー粉を使用する

丁医師は、レトルトのカレーでもダイエット効果が期待できるといいます。実際にその効果は実証されているようです。

しかし、レトルトや市販のカレールーには、動物性油脂・小麦粉・砂糖が使われているものが多くあります。

そこでオススメなのは、カレー粉から作ることです。カレー粉には、カレーダイエットに必要なスパイスが含まれていますし、脂質や糖質は調整できます。

野菜をたっぷり使う

カレーに野菜をたっぷり使うことで体に必要な栄養を摂取できますし、歯ごたえのある野菜を加えれば、咀嚼回数が増え満足感がアップします。レトルトのカレーでも、野菜を加えるだけで、栄養バランスが整います。

運動を加える

体重を大きく減らしたいのなら、運動を加えることが必要です。20キロのダイエットに成功したバービーさんも有酸素運動を取り入れています。菅さんは1時間のウォーキングをしています。

しかし、運動をする習慣のない人は急に激しい運動をする必要はありません。手軽に行えるウォーキングからはじめてみましょう。

 関連記事  ダイエット効果を上げるウォーキング7つのポイント

まとめ

カレーダイエットは、カレーに含まれている多くのスパイスの効能を利用し、代謝を上げるダイエット方法です。食べることが好き、でもダイエットしたい、そんな人は、カレーを利用するのも良いかもしれません。

また、カレー粉を料理に加えるだけでもスパイスの効能は得られますので、自分の生活に合わせて取り入れてみてくださいね。

カレーダイエットで成功するためのひとつに、ごはんを食べ方を工夫することです。その方法がわからない人は、こちらの記事を参考にしてみてください。

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ダイエットでは、代謝を上げることも大事ですが、栄養をしっかり摂取することが重要です。理解できていない人は栄養失調になってしまう可能性があります。

以下の記事も参考にして正しいダイエットをしてくださいね。

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